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松本雄司氏の
夫婦愛を育てる16のポイント 21
8 夫婦の財布③

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第15弾として、「夫婦愛を育てる16のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 『愛の知恵袋』でおなじみの松本雄司氏が『祝福家庭』誌に連載していた「夫婦愛を育てるために」の書籍版です。男と女の違いから夫婦の愛・夫婦生活に至るまで、ポイントを分かりやすく解説し、まとめています。

松本 雄司・著

(光言社・刊『夫婦愛を育てる16のポイント』より)

夫婦の財布

裕なる時も貧しき時も
 今は、あすは何が起こるか分からない時代だと言われますが、そんな時代こそ、最後の砦(とりで)は、神様を中心とした「家族の絆」です。

 そして、夫婦、親子、兄弟姉妹という家族の絆も、その核心は「夫婦の絆」であることは言うまでもありません。

 たとえ、一時は、家族が別々に暮らすような生活を強いられるようなことがあっても、「夫婦の絆」さえしっかりしていれば、必ず、家族は戻ってきます。

 まさに、「裕なる時も貧しき時も、変わらずに愛し合い、助け合う」のが天一国(てんいちこく)の主人、祝福家庭の夫婦の姿でしょう。

◆ ◆ ◆

 妻は暮らせないといって悲しがらず、着られないといって、物足りなく思ってはなりません。夫は、着られないのを知らないのではありません。心中で済まなく思っているところに、深い愛が込められており、ダイヤより高価で貴い宝物が隠されています。(『祝福家庭と理想天国Ⅰ』一二四〇頁)

《ポイント!》
一、財布の健康は夫婦で管理。
二、家計のことはじっくり話し合う。
三、厳しい時こそ助け合おう。
四、ピンチはチャンスである。

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 次回は、「相手を生かす言葉①」をお届けします。