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松本雄司氏の
夫婦愛を育てる16のポイント 15
6 男のプライド③

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第15弾として、「夫婦愛を育てる16のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 『愛の知恵袋』でおなじみの松本雄司氏が『祝福家庭』誌に連載していた「夫婦愛を育てるために」の書籍版です。男と女の違いから夫婦の愛・夫婦生活に至るまで、ポイントを分かりやすく解説し、まとめています。

松本 雄司・著

(光言社・刊『夫婦愛を育てる16のポイント』より)

男のプライド

男のプライドは「幸福(しあわせ)の卵」
 「男のプライド」を正しく理解し、大切にして育ててあげれば、その男性は無限に、頼もしく、愛情深い立派な男性に成長し、妻や子供を最高の幸せにしてくれるのです。

 逆に、男のプライドを堕落性と勘違いして、事あるごとにこき下ろし、屈辱を与え続けていけば、恨みと怒りを買うだけになり、その男性から愛情を受ける道は、永遠に閉ざされることになるでしょう。つまり、「男のプライド」というものは、目の敵(かたき)にして破壊すべき“怪獣の卵”ではなく、大切に大切に育てるべき“幸福(しあわせ)の卵”なのです。

 これは夫に対してだけではなく、子供の教育に対しても同様です。

 「女の子は愛して育てよ」、「男の子は褒(ほ)めて育てよ」というのは理にかなったことです。

大母様(テモニム)のメッセージ
 「私が清平(チョンピョン)で家庭の相談を受けてみると、婦人が強ければ強いほど、その家庭には大変問題が多いのに気づきました。夫の健康や出世に問題が生じ、子女たちも運勢が良くありません。その家庭が、女性の“気”に押さえつけられた結果、健康や経済面での困難に遭遇するのです。『めんどりが鳴けば家が滅びる』ということわざがありますが、絶対に女性の声が塀(へい)の外まで聞こえてはいけません。家の中で母が強くて、うまくいっている家庭はありません。婦人たちは『夫が弱いので、私が強くならざるを得なかったのです』とよく言いますが、それは間違いなのです。脱線した家庭を見ても、大部分は妻が強くて夫に侍(はべ)らないで無視した結果です」(二〇〇四年七月十三日、天宙清平修錬苑)

◆ ◆ ◆

 皆さん女性たち、夫の前を通り過ぎるとき、王様の前を通るごとくに、一回でも歩いてみたことがあるでしょうか。皆さんは先生を愛しているでしょう。先生以上に夫のためにしてみましたか。皆さんが結婚したならば、先生を愛する以上に夫を愛さなければなりません。(『文鮮明先生御言選集』一一五巻、二〇六頁)

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 次回は、「男と女の違い①」をお届けします。