2026.10.17 22:00

ほぼ5分で読める統一運動 117
韓鶴子総裁の控訴審が始まる
稲森 一郎
キリスト教がローマ帝国下で受けた迫害。選民意識の強いユダヤ教が周辺諸国から受けた苦難の数々。仏教がインドから中国に伝来した時の度重なる大規模な弾圧(三武一宗の法難)、特に、唐の時代の大規模な会昌の廃仏。また、秦の時代の焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)によって行われた儒教への弾圧など、一般的に、宗教は古今東西、迫害という艱難(かんなん)辛苦を味わってきた歴史があります。
統一原理、統一思想、勝共理論(三大祝福、共生共栄共義、立法・司法・行政・金融・言論の五権)を掲げて、世界平和の実現を提唱し主導してきた文鮮明(ムン・ソンミョン)・韓鶴子(ハン・ハクチャ)夫妻の統一運動もまた、迫害を甘受する信徒たちの涙の歴史がありました。
そしてその迫害は現在も続いており、生涯に6度の牢獄生活を体験した文鮮明師に続いて、現在、韓鶴子総裁は拘置所生活を余儀なくされています。
韓総裁の受難は不当なものであると抗議の声を上げる世界中の信者たちの韓総裁救出への叫びは途絶えることがありません。
迫害を受けながら、その迫害を越えて生き残った宗教は、必ず大きな発展を遂げ、世界宗教へと成長していったという歴史の事実を見ることができます。
同様に、統一運動は迫害を乗り越え、さらに大きな発展の時代の到来を必ずや迎えるだろうと確信せざるを得ません。
韓鶴子総裁は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権側へ不正な金品工作を行ったという政治資金法違反などから拘置所へ送られる身となり、裁判で実刑判決を受けましたが、初公判(2025年12月1日)において、起訴内容を全面的に否認しました。その後、裁判は一審の実刑判決の懲役2年(2026年8月31日)から、二審の控訴審、初公判へと進み(2026年10月13日)、その控訴審初公判においても、韓鶴子総裁は容疑を全面否定しています。
弁護側の主な主張内容は以下のとおりです。
・尹煐鎬(ユン・ヨンホ)元本部長が政治圏との接触と金品提供を独断で進め、韓鶴子総裁に事前報告も承認もなかった。
・尹錫悦氏への接触も尹氏の独断で、面会後も直ちに報告せず、配偶者とホテルでシャンパンを飲んで自祝した。
・一審有罪の核心である尹氏の供述は、反対尋問に答えず証拠能力がない。
・尹氏の供述を除けば証拠がなく、原審判決は破棄されるべき。
・バッグやネックレスについて、尹氏の供述は特別報告資料と一致せず、内容が何度か変わっている。
以上のように、韓鶴子総裁が2025年の12月1日の初公判で全面否定した根拠を明確に示し、証拠立てる主張となっています。
結局、側近であった尹煐鎬氏の独断的、専横的な犯罪行為であったことが表面にはっきりと浮かび上がってきたわけです。
側近の裏切りといえば、イエスの12弟子の中の一人であるユダがイエスを裏切り、祭司長たちにイエスを引き渡したことが思い出されます。ユダは会計係を任されていた人物です。
天愛祝承子である文信出(ムン・シンチュル)氏、文信興(ムン・シンフン)氏の二人の孫によって、統一運動の相続がなされることが、すでに内外に宣布されており、韓鶴子総裁は今後の盤石な世界基盤形成の青写真を世界に示されました。
二世、三世の時代へと移っていく統一運動に光輝く未来が開かれていくことでしょう。
裁判で係争中の韓鶴子総裁は、その強固な意志と絶対愛、絶対信仰の力によって、勝利を勝ち取っていかれるのです。