2026.08.30 13:00

興亡盛衰 6
30年前に発刊された『文鮮明(ムン・ソンミョン)師御夫妻メッセージ集 青年の希望』の中から、第1弾の「青年の希望」に続いて、第2弾として「興亡盛衰」のみ言をお届けします。
「膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたもの」が選ばれ、まとめられたみ言集です。
若い世代はもちろん、全世代にお読みいただきたい、読めば読むほど、元気が出てくるメッセージ集です。(一部、編集部が加筆・修正)
「興亡盛衰」のみ言は、1971年3月21日、韓国・水沢里の中央修練所において、訪韓した百余名の日本の統一教会のメンバーに対して語られた、文鮮明師の講話です。
主体性を持つ
われわれの活動というのは、一日生活圏内において働くけれども、その内容は、歴史を代表している。生きた歴史の実体として花ざかりの青春を懸けるとき、現世において、この何人かの結団こそは世界的であり、いかなる文化圏でも果たし得ることのできない、そのような結び付きである。世界はそこから生まれてくる。
今このように思うときに、皆さんは「統一思想」の勇士である。いまだ日本歴史になかった思想圏に立って、あるいは宗教圏に立って、両方の全てを総合し得た新しい主体性を持たなければならない。そして、世界的な日本の真っただ中に立っているというような信念に、いかに徹するか。これが間違いなく、万民の願う理想圏に立つことのできる、後継者となり得るか。事実そうか。そこに徹し、そこに決意せよ。誓いの的(まと)と共に、誓いの実体となり得るよう、そういう自覚の本源とみなし得るような感覚圏に、あるいは体恤(たいじゅつ)圏に自分が立っているか、それが問題である。
それができていなかったならば、理想がいくら偉大であったとしても、それは皆さんには関係がない。それをもしも体恤したならば、ユダヤ民族が数千年の歴史を通過したとしたなら、われわれは数万年の歴史をも徹して生き得る。歴史を顧みながら悲哀した場合には、それ以上の人であるならば、内心がそこに潜んでおり、原動力がそこに潜んでいるという肢体を認め、確信し、自覚し得る肢体になっているかどうかということが問題になる。そうなっているならば、一億がいても、問題ではない。固いものがあった場合、そこにぶつかると、柔らかいものは皆割れてしまう。何千、何万、何億あっても、問題ではない。強靭(きょうじん)で、強固で、確固たるもので、誰もそれを変えることができなければ、「絶対的に強し」と言う。それ自体を発見した一人があった場合には、その一人によって、歴史は変わる。
皆さん青年は、今からこの日本の歴史を受け継がなければならない。将来の日本は、皆さんの勝利圏に、誰もが集うであろう。いかに日本自体が、自己の路線を持って勝利圏に立ったとしても、その主権が日本を担うのではない。担ったとしても、それは日本を有するための準備の過程の、そういう主権圏であった。それを最後において愛するような主体的な思想の核を、日本のあなたたちの中になしているという自覚心を持って、それに向かって環境が変わっても、それに影響を受けずに徹した路程を行くならば、必ず、あなたたちは日本の中心になる。誰が何と言ってもそうなる。それがアメリカだったら、アメリカに何人もそのような人がいるならば、アメリカの歴史を変える。もしそういう人が一人でもいたならば、その一人によって民族は変わる。いくら数十億の人類が世界中に生きていても、そういう人が地上に一人でもいた場合には、地球は回る。人類は回る。結局はそうなる。それは決まりきった結論である。
そうすると、あなたたちが、こういう自覚に徹した場合は、日本や世界は、自分の手の中につかみ得る。つかむばかりでなく、自由自在に動かし得る自信を持って、それに何倍かの迫害が加わってきても耐え忍び破れないというようでなければ、何十年、何百年を続けて治めることはできない。それは何年間にそうなるかといえば、長くて30年だ。40年もいかない。
(続く)
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次回は、「目的観念に徹せよ」をお届けします。