2026.08.29 22:00

ほぼ5分で読める統一運動 111
統一運動の根本的理念
稲森 一郎
統一運動の最も根本的な理念は、人類が本来の姿から離れてしまっていることを問題にしています。
すなわち、人間の堕落した姿(原罪、堕落性)によって、人類社会に不倫と戦争をまん延させてしまったこと、家庭の悲劇(愛を失った家庭、家族愛の喪失)を生んだこと、人間による自然破壊、環境破壊のために、地球が呻き苦しんでいること、この状態が地球上に罪悪の世界として広がってしまったことが一番の問題であるという視点です。
これが、「神の三大祝福の復帰」といわれる観点です。
では、具体的にはどうすればよいか。
文鮮明(ムン・ソンミョン)師は、以下のように述べています。
「人類の最初の先祖であるアダムとエバは、『善悪を知る木からは取って食べてはならない 』(創世記二・一七))と言われた神様の戒めを守り、成長期間を無事に通過して完成した人間になったのち、祝福を受けて人類最初の夫婦となり、善なる人間始祖となるべきであった。
しかし、アダムとエバは、サタンの誘惑に勝てず、個性を完成する以前の成長期間である、長成期完成級の段階で善悪の実を取って食べ、血統を汚すという罪を犯し、これが原罪となった。これにより、アダムとエバは善なる人間始祖になることができず、悪なる子孫を繁殖することにより、堕落した家庭、氏族、民族、国家、世界がつくられ、神様が願わない地上地獄と天上地獄が生じてしまったのである。
神様は、堕落した人類を救うため、メシヤであると同時に第二アダムの使命者として、ひとり子であるイエス様をアダム以降4千年ののちに、選民として育ててきたユダヤ民族に送られた。もし彼らがイエス様を信じ、一つになっていたならば、イエス様はその中から第二エバを探し出し、新婦として立て、聖婚式をして神様を中心とした夫婦になり、真の父母となって、人類の救援摂理歴史を完遂したであろう」(天一国経典『真の父母経』、21ページ)
完成して、真の父、真の母となるべきアダムとエバが堕落したので、結局、人類は真の父母を失った状態に置かれたということになります。
神が人類を救済するためには、人類の真の父母となるべきおかたを送り、人類を生み変え(重生)、祝福(祝福結婚)を与えるということです。
2千年前に降臨されたイエス(第二のアダム)はその使命を負っていましたが、第二のエバに当たる女性を探し立て、結婚する(聖婚式)ことができず、十字架の刑で亡くなりました。
イエスは仕方なく、再臨の約束をして、再臨によって人類の救いを完成する道を人類の希望として残したのです。
そのようなキリスト教の背景の中から選ばれたのが文鮮明師です。
満15歳の時、文師は深い祈り(猫頭山の早朝祈祷)の中で、イエスの使命を継承し(1935年4月17日)、再臨主として、人類救済の真理を解明しました。
そして新婦となるべき女性を探し立て「小羊の婚宴」(聖婚式)を挙げなければなりませんでした。
それが1960年4月11日のことであり、ここに人類の真の父母が顕現することになったのです。
新婦となった韓鶴子(ハン・ハクチャ)女史は、アダムとエバの堕落以来、6千年目にして地上に初臨した神の独り娘です。
6千年目の顕現がいかに偉大なことであるか、「ホーリーマザー・ハン」の称号が物語っています。