周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 21

 今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
 そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
 内容は、周藤健先生(43双/20231222日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
 神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。

2
摂理史の勝利者になるために

三、直接主管圏

2)「神の国」への入籍

 そのような国ができれば、その国に入籍するのです。すなわち天国への入籍です。天国への入籍は無条件ではありません。申請しなければなりません。申請書を出すのですが、その申請書によって、合格するかしないかということが綿密に調査されて、決定されなければなりません。その申請書には、何年に入教したか、いかなる責任分担を果たしてきたか、祝福は何組か、その後何も問題を起こさなかったかなど、皆さんが歩んできた全ての路程がそこに記録されているのではないでしょうか。

 しかし、それら全ての路程についてパスしたとしても、最後の難関として決定的なものがあります。それは、氏族メシヤを成し遂げたかということです。他の所では「はい、やりました」「はい、問題ありません」と、調子よく答えたとします。ところが、氏族メシヤの項目になった時に、「あなたは氏族メシヤを勝利しましたか」と聞かれた時に、「できませんでした」と答えたとします。そうすれば、「では、もう一度元に帰ってください。ここには入れません」ということになるというのです。そして、「氏族メシヤをやり遂げてから、今数多くの人が並んでいるので、その後ろからもう一度入ってきてください」と言われるというのです。

 真のお父様は、かつて何回も繰り返して次のようにおっしゃったことがあります。

 「祝福は何万組でも何十万組でも、何百万組でも一挙にできるが、入籍は一家庭、一家庭である」

 ですから天国への入籍には長い列ができるというのです。人類歴史上、これほど長い列はなかったというほど長い列になるというのです。そして、この縦的な一人の順番の差が、価値においては一世代ほどの差が出てくるというのです。それほど価値が違うのです。ですから、最初に入籍できる人が、どれほど素晴らしいかということになるのです。

 なぜかといえば、神様が何十万年も待ちに待たれたその一瞬であるからです。神様の懐に、最初に堕落圏から飛び込んで神様をかき抱き、神様にかき抱かれて、共に再会の喜びの涙を流す、その最初の人になれたなら、どんなに素晴らしいことでしょうか。それは他の何ものにも比べることができません。

 祝福においては大先輩であったとしても、氏族メシヤを成し遂げられなかった大先輩と、36万組の最後の土壇場になって祝福を受けた人であったとしても、氏族メシヤを成し遂げた人とでは、どちらが先に真の父母様の勝利圏を相続することができるでしょうか。

 先に祝福を受けた大先輩ですか、36万組で祝福を受けた人ですか。(36万組です)。では、どちらが先に直接主管圏に入りますか。(36万組です)。どちらが先に神様の懐に飛び込んで行きますか。(36万組です)。ですから聖書には「先の者が後になり、後の者が先になる」と記されているというのです。


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