2026.08.14 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 20
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第2部
摂理史の勝利者になるために
三、直接主管圏
(1)天国の市民権の取得
今日まで、直接主管圏という内容は、夢のような話でしたが、それが現実になる時が来たのです。
そのためには、私たちが160軒の氏族メシヤを勝利しなければなりません。しかし、ただ160軒を伝道するだけでなく、160組の祝福にまで導いてあげなければなりません。全てを自分が伝道しなくても、自分の系列を通じて伝道しても構わないのです。
160軒を満たせば、それがいわゆる私たちの氏族です。自分の親族だけでなくてもいいのです。すなわち、血のつながりのある親子、兄弟、親戚はアベル圏です。それに対して、友人、知人、隣人、見知らぬ人、あるいは他の宗教団体のような組織、団体はカイン圏です。それらを合わせて、160軒以上を祝福に導けばよいのです。
そうすれば、それが条件となって、真の父母様が「よし、おまえはよくやった」と認めてくださり、真の父母様が勝利された全てを皆さんが相続できるのです。すなわち私たち自身が、真の父母様の勝利圏を相続することで、サタンを屈伏したのと同じ立場に立つということです。
したがって、サタンは私たちにどうすることもできなくなってしまいます。そうすれば、結局私たちも、人間としての責任分担を成し遂げたことになります。
真の父母様の勝利圏を相続することによって、私たちも人間の責任分担を成し遂げたことになるのです。ですから、それによって間接主管圏を越えたことになります。真の父母様のおかげで、私たち祝福家庭も夫婦一緒に、初めて直接主管圏に入ることができるようになるのです。
この直接主管圏に入るためには、長成期完成級で祝福を受けて7年間を行くのですが、この7年間は単なる直線コースではありません。
個人路程を勝利して、家庭、氏族を伝道して、真の父母様の勝利圏を全部相続した上で直接主管圏に立つという意味です。
しかし直接主管圏に行っても、それで終わりではありません。
直接主管圏において何をするのかというと、天国の市民権を得なければなりません。
私たちは日本のパスポートを持っています。日本の市民権を持っているので、これを日本の国家が証明してくれるわけです。ですから、他の国に行っても、その国同士の約束を条件として、私たちは守られるのです。しかし、私たちは日本の市民権を持っていたとしても、今現在の日本の国は天国でしょうか。神の国でしょうか。
ですから、日本の市民権を持っていたとしても、神の国の市民権はありません。アメリカ人も天国の市民権はないし、韓国人も天国の市民権はありません。世界中のどこの国籍を持っていたとしても、天国の市民権を持っている者はどこにもいません。天国の市民権を得るためには、まず天国、すなわち、神の国が具体的に建国されなければなりません。地球上に、神が治めることのできる、神のみ旨にかなう理想の天一国ができなければなりません。
そのためには、神主義によって南北統一を成し遂げなければならないという問題が出てきます。
そのためには、日本国内の分裂した二つの組織を、神主義を中心として一つになったという条件を立てなければなりません。それがすなわち同胞伝道です。伝道することによってそれを成し遂げなければ、日本のエバ国家としての使命は果たされないという、重大な問題が出てくるのです。タマルが胎中に身ごもったゼラとペレツの胎中聖別をしたように、日本もそれができなくて、そこにメシヤを迎えていく道が開けるでしょうか。それと同じなのです。それを成し遂げなければ、エバ国家としての資格がありません。とにかくこのようにして、まず神様が治めることのできるという条件を立てなければならないのです。