2026.08.08 22:00

ほぼ5分で読める統一運動 109
統一運動の使命とは?
稲森 一郎
距離的に近い関係にある国、隣接する国同士は仲が良くないというのが一般的に見られる関係性であり、歴史的にも争いごとが絶えない関係であったことが知られています。
今、大変な戦争状態にあるウクライナとロシアの関係がそうであり、イスラエルとパレスチナの関係がそうであり、ドイツとフランス、日本と韓国の関係などがそうだといえます。
このような問題をどうやって解決するかが大きな歴史的課題なのです。
8月4日付の産経新聞の記事によると、最近の韓国の日本に対する好感度、好印象が、過去最高になっているといいます。
以下、記事からの引用です。
韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は(2026年8月)3日、韓国で約1500人を対象にした対日認識の世論調査結果を発表した。日本の印象が「良い」との回答は前年比1.9ポイント増の54.3%で、調査を始めた2013年以降で最高を更新した。
好印象の理由については、「親切で秩序を重んじる国民性」(66.9%)や「魅力的な食文化とショッピング・旅行」(43.9%)が上位に挙げられた。
対日関係について「未来志向の協力」と「歴史問題の解決」のうち、前者を重視すべきだとの回答は42.2%で、後者の34.1%を上回った。
調査では、中国を「信頼できない」とする韓国人が計74.0%に上った。東アジア研究院の孫洌(ソン・ヨル)前院長は「中国の脅威が、日本との協力が必要との認識をもたらした」と分析した。
調査は7月、日本の公益財団法人「国際文化会館」と合同で実施された。日本側の調査でも、韓国の印象が「良い」との回答が前年比10.5ポイント増の35.3%を記録。25年8月の前回調査では、過去の対日強硬発言が問題視された李在明(イ・ジェミョン)氏の大統領就任(25年6月)などを受けて印象が悪化していたが、再び改善に転じた。【ソウル=時吉達也】
文鮮明(ムン・ソンミョン)師は、第11回「世界言論人会議」(1990年4月9日、モスクワ、ソビン・センター)の際に、「真の統一と一つの世界」と題して、次のように語っています。
「歴史を通して見るとき、神様は人間の良心を通じて役事(働き)されました。しかし、人間は、本来の始発点、すなわち神様の心情へと復帰させようとされる神様の努力にもかかわらず、今までのすべての試みは失敗しました。今もなお、誰かが来て人類をこのサタンの世界から解放し、真理と真の愛を成功裏に取り戻すことができるように導いてあげなければなりません。それが正に私たちの『統一運動』の使命なのです」(天一国経典『平和経』、842~843ページ)
現在のロシア・ウクライナ戦争の悲劇を見るとき、ロシアもウクライナも「真理と真の愛を取り戻す」ことができず、泥沼の中に沈み込んでいく姿しかありません。
そういう絶望感が、イスラエル・パレスチナでも見られ、アメリカ・イランの衝突でも見られます。
このような国際情勢の中で、日韓関係の好感度が相互にアップしているという記事を見ると何だかホッとします。
「良心」「真理」「真の愛」、これらを取り戻すところに「統一運動」の使命があり、そうすることによって、隣接する国同士でも平和を築けることを世界に示さなければなりません。そうする以外にないのです。