週刊ぶれら 62
やはり「ために生きる」が最強の生き方

編集部

 個人から宇宙の事柄に至るまで、全ての問題を解決できるのが「ために生きる」という教えである、というのが家庭連合の皆さんの共通の認識ではないかと思います。

 例えば、「高齢化社会」という問題。個人や家庭、地域社会、そして国家においても解決すべき課題が山積みの案件です。そして私たちのコミュニティーにおいても…。

 ぶれら(Blessed Life)の「青少年事情と教育を考える319」(619日から配信)に、「利他の心と『貢献寿命』」の見出しタイトルの記事が掲載されています。

 記事は、長寿に関するこれまでの研究から、「誰かのために行動する人は、そうでない人と比べて幸福度が高く、健康長寿を実現している」ことが分かっていると伝えています。

 6月20日配信の世界日報の「持論時論」には、「人生100年時代をどう生きるか 自己超越で『利他』の高齢者に」の見出しで、川西秀徳医師のオピニオンが掲載されています。

 いずれの記事も、高齢期の生き方に対する示唆に富んだ論考となっています。ぜひご一読ください。

 「持論時論」の中で、川西医師はこのように述べています。

 「老いは医学だけでも生活だけでも語れない、老いは人生が奪われる時間ではなく、私が最も私らしくなる人生の時間である」

 「老いは人生の終わりではなく、心身や環境の変化の力を借りながら、もう一段階成長する段階だ」

 「自分という枠を超えて、他者や社会、世界、宇宙など、より大きな存在に貢献するため、範囲を自己の外に広げ、より普遍的な価値や意味を求めることが高齢期をより善く生きる秘訣(ひけつ)なのである」

 「利他」や「貢献」の意義に対する『原理講論』の説明は明解です。

 「すべての存在は二重目的をもつ連体である」(65ページ)

 「…それゆえに、全体的な目的を離れて、個体的な目的があるはずはなく、個体的な目的を保障しない全体的な目的もあるはずがない。したがって、森羅万象の被造物は、このような二重目的によって連帯しあっている一つの広大な有機体なのである」(同)

 私たちは今、未曽有の困難の壁や溝に囲まれている状態です。

 しかし、だからこそ、“急がば回れ”、です。
 やはり…、「ために生きる」が最強にして、最高の生き方なのです。

 そしてその「仮説」を証明してみせるのが私たち自身の人生の意味であり、コミュニティーの存在理由なのではないでしょうか。

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