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未来の指導者を育成する韓鶴子総裁

稲森 一郎

 統一運動の主導者であるホーリーマザー・ハン、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁は、「未来人材育成」という言葉を頻繁に口にされます。

 韓総裁は実際、1990年代に入ってから、直接、大学に乗り込み、大学生たちに青年としての心がけ、生き方を語りかけてきました。

 「私は韓国の大学生や青年を正しい道に導くため、大学巡回講演を何度も行いました。特に1993年の秋、大学40ヵ所を巡回して講演をしたのですが、その路程は非常に長く険しいものでした。いくつかの大学では、反対する学生たちによって校門で追い返されることもありました。しかし、最終的に40ヵ所すべての大学で講演をして、青年時代の志をどのようにして成し遂げていくのかについて、大学生に話したのです。 
 また、モスクワ、北京、ワシントンDCなどで青年大学生セミナーを開いたり、韓国と北朝鮮の大学生および教授たちを参加させて互いを理解し、統一を模索する意義深い場を持ったりもしました」(『人類の涙をぬぐう平和の母』、253ページ)。

 このように、自叙伝の中で語っているように、誘惑、悩み、欲求も多い未来人材の青年学生に向かって、不平不満を他者に向かってではなく、社会のせいにする前に、自身を謙虚に振り返り、何より自分が真剣に努力しなければならないと述べ、青年学生が歩むべき道は、不平不満の道ではなく、犠牲と奉仕、愛を実践する、純粋な道でなければならないと激励しているのです。

 韓総裁はさらに次のように述べています。

 「私は何より、人材育成を大切に思っています。未来の指導者を育てるために全世界の情熱的な青年たちを集め、『グローバルトップガン』という名のもと、人類の救いと世界平和に貢献するよう教育しています」(同、253ページ)

 韓鶴子総裁は、世界平和に貢献する青年学生を具体的に育成し、世界に送り出す未来人材育成事業を進めているのです。
 聖書に出てくるヨシュアとカレブのような人材を育成している韓総裁の姿には心からの感動を覚えます。

 未来人材育成で特徴的なことは、純粋、純白、純潔、純金の霊性指導者を養成するという目標が明確であることです。この目的のために、世界中の青年学生たちを集めて、霊性40日修練会が行われています。

 これからの未来は、高い霊性を持つ人材が世界的に求められます。
 科学の発達と物質文明の繁栄の中で、知性、知識、技術の教育が中心となっている偏向が見られますが、精神文明の核となる霊性の問題を重視する教育が世界的に少なく、現代の若者たちが霊的に飢え渇いて、当てもなくさまよう姿が見られます。

 霊性の極致に「真の愛」があり、「真の愛」を実践するという方向に若者たちが進んでいくならば、人類が抱えている多くの問題、すなわち、利己主義・自己中心主義に基づく諸問題が解決されます。

 「真の愛」がないことから多くの犯罪があり、「真の愛」の欠如により多くの対立、戦争、紛争が生まれているのです。
 霊性40日修錬会は、青少年が「真の愛」に向かっていく機会と動機を与え、人生の真の目的に目覚める優れた企画であり、すでに多くの若者たちがこれまでの生き方を悔い改め、純粋、純白、純潔、純金の霊性に立つ未来人材に育っています。そして、人類のために役立つ活動をしようと、世界の各国に飛び立っているのです。

 ホーリーマザー・ハンの期待に応えようとする多くの未来人材が生まれています。

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