2026.06.05 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 10
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第1部
氏族的メシヤに向かう姿勢
四、命懸けの開拓精神(1)
これまで、内的な話と外的な話の両面を話してきましたが、具体的な勝利圏、しかも皆が一つになって勝利する勝利圏を生み出すことが中心テーマなのです。
それなしでは、自分の生活などのさまざまな問題を解決しないと伝道ができない、というとらえ方になってしまいます。そしてまず住む所、食べること、食べさせることを先に考え、それだけで終わってしまうのです。
そうなれば、心情的に燃えるはずがありません。なぜなら、自分が何も犠牲にしていないからです。それは、犠牲にはなるまいというやり方なのです。それでは、人を感動させることはできません。
しかし、そのようなことを全く無視しなさいと言っているわけではありません。それ以上に、先に話したことを皆さんの中心に置かなければなりません。伝道が中心にならずに、生活が中心になったならば、始めから失敗です。
生活を犠牲にしても、まず伝道を優先させなければなりません。その伝道を涙ながらに語る証しが出ることにより、それがさらに広がり、涙で証しし合う雰囲気ができたときに、初めて喜びと、力と、希望がわいてくるのです。そうすれば、その力がマイナスのものを超えて、完全に押し切っていきます。皆さんがそのような運勢圏をつくれるか、つくれないかが、氏族的メシヤの勝敗を決定するのです。
そのようにして、皆さんを中心に3家庭が本当に感動し、皆さんのために何でもしたいというようになれば、その3家庭が皆さんを支える基台となるのです。命懸けで支えてくれる基台となります。それが皆さんへの基盤となっていくのです。
そのような家庭が12家庭できたならば、どうなるでしょうか。皆さんはその支えがあることによって、仕事を辞めても活動ができるようになるでしょう。さらに100軒できたら、どうですか。
皆さんが、自分を犠牲にして人々を感動させて屈伏させれば、屈伏した人たちが皆さんの生活を支えてくれるのです。さらに皆さんが自己を犠牲にして、もっと尽くすという姿勢があるときに、初めて氏族的メシヤは勝利するのです。
それとは反対に、自分が就職して給料をもらい、それで生活し、伝道をしようという姿勢では、おそらく成功しないでしょう。ですから、自分は食べられなくても、人の永遠の生命のために尽くしていく基準が先に立って初めて、人々は感動し、感動した人々が皆さんを支えてくれるのです。そのようになれば、支えてもらっても、だれも讒訴(ざんそ)しません。
皆さん、そのような方向に進めますか。本当に決意して、それを皆さんが実践すれば、今まで皆さんが考えていた伝道とは全然違う伝道になります。永遠の生命を救うために、自分をすべて犠牲にするという姿勢が、そこで確立するのです。皆さんの良心が感動し、喜ぶのです。そこには何の良心の呵責(かしゃく)もありません。
今までの生活感覚とは違った、そのような内的な転換こそが、正に開拓者の精神です。命懸けの開拓精神です。その精神に、いま一度立ち返らなければ、氏族的メシヤは勝利できないでしょう。