2025.08.18 17:00
スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』13
天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編
スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日(予定)にお届けします。
シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。
第1巻の立ち読みはコチラから!
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6 母の国の責任を果たす「神日本」となりましょう
2018年7月22日(天一国6年天暦6月10日)
日本・岡山
*復興祈念2018孝情(ヒョヂョン)文化ピースフェスティバル・イン・岡山に送られたみ言(ことば/文善進〈ムン・ソンヂン〉世界本部長の代読)
尊敬する内外貴賓、各界指導者、平和大使の皆様、そして「復興祈念2018孝情文化ピースフェスティバル・イン・岡山」のために一堂に介した、家庭連合の祝福家庭、会員の皆さん! 会えてうれしいです。
世界人類が一つになる求心点
今日、世界には多くの難問題が起きています。それを人間の力で解決するには限界に到達しました。日本の国民は、悠久の歴史の間、数多くの困難と悲劇に耐えてきました。ごく最近では、200名を超える命を奪った洪水により、岡山県の多くの地域が大きな打撃を受けた事実を知っています。日本国民、特に今回の豪雨被害に遭った、西日本に住む市民と祝福家庭の皆さんに、深く慰労の言葉をお伝えします。すべての被害地域住民の方々の、速やかな回復と復旧をお祈りいたします。
天の父母様(神様)は日本を愛し、常に共にいらっしゃいます。この国に天の父母様の大きな祝福があることを確信し、お祈りいたします。皆さんが、過去の数多くの難関に堂々と立ち向かって克服したように、岡山の市民も立ち上がり、この困難に立ち向かうことを確信しています。天の父母様と真の父母は、常に皆さんと共にいます。日本は母の国であり、皆さんは全世界の前に母として、侍(はべ)る基準を立てています。全世界が皆さんの侍る基準を見習わなければなりません。
世界的に、人間の無知によって多くの人が公害に苦しめられています。それによって、人間の未来はもちろん、地球の未来も保障することのできない結果が現れています。ですから、全世界の人類が一つになる求心点を探さなければなりません。今日の世界において、一つの国が優れていたとしても、周辺の国々がそうでないとき、結果的に全体が被害を受けることになります。
人類が目指している自由な平和世界に、いつ私たちは出合うことができるのでしょうか? これに対する答えはただ一つです。人間は中心ではありません。宇宙の主人である創造主、神様が主人です。その主人を正しく知り、その主人のみ旨に合わせて人類が生きるときのみ、平和世界が可能なのです。
太初に神様は、御自分のかたちに従って天地万物を創造されました。植物界、動物界、人間始祖の男性と女性をつくられました。そして、人間には、成長期間を与えられました。その期間に人間は美しく立派に成長し、神様の祝福を受ける位置に進まなければなりませんでした。しかし、途中で欲心が生まれました。それによって堕落し、今日、神様と関係のない人間となったのです。
全知全能の神様は、御自分が立てられたみ旨を必ず完成させなければなりません。そのため、無念で苦しい、人類救援の蕩減(とうげん)復帰摂理を導いてこられるほかありませんでした。イスラエル民族という選民を立て、個人から国の形態が成されるときまで、蕩減復帰摂理をされたのです。キリスト教徒は、聖書を通してその歴史を知っているでしょう。
どれほど困難で大変な、忍耐の期間だったでしょうか? 堕落した世界で「私の息子である」と言うことのできる独り子、イエス・キリストを送られるまで、4千年という途方もない時間が過ぎました。4千年です。しかし、イエス様を誕生させたマリヤ、ユダヤ教、イスラエル民族は、神様を知りませんでした。イエス様の本質が分かりませんでした。そうして結局、イエス様を十字架に追いやったのです。そのようになったイスラエル民族は、歴史を通して多くの蕩減を払いました。これが歴史の真実です。
(続く)
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次回は、「天の摂理の終着点は天の父母様に侍ること」をお届けします。