2025.08.11 17:00
スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』12
天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編
スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日(予定)にお届けします。
シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。
第1巻の立ち読みはコチラから!
---
5 孝情苑奉献とともに国家の復帰の火を灯(とも)していきましょう
2018年7月2日(天一国6年天暦5月19日)
日本・東京
*神日本指導者特別朝餐(ちょうさん)で語られたみ言(ことば)
私は、「ボナンザ(Bonanza)」という、アメリカの西部開拓当時の歴史を描いたドラマを見たことがあります。そのドラマの最初の場面は、アメリカ西部の地図が燃え広がっていくというものでした。西部開拓に火が付いたということです。開拓当時の人々の情緒と家族愛、また、その社会の文化を描いたドラマであり、とても良い内容でした。私が釜山(プサン)に行った時、その場面が思い出されました。日本も、ある一つの場所から始まり、南側から北側へ、東西南北へ一度に素早く火が付いて、国家の復帰がなされることを願います。皆さんは、その先駆者になりなさいということです。
今回、韓国に火が付きました。第1地区で二万名の大会をしましたが、そのとき教区長たちに会いました。教区長の中に二世の教区長がいたのですが、この人は非常に知性的な人です。霊界や霊的なことを体恤(たいじゅつ)するのが少し難しい立場でしたが、その人が完全に変わりました。清平(チョンピョン)の役事(天寶〈てんぽう〉役事)に参加して、「今や何としてでも、私は指導者として、孝情苑を奉献しなければならない。まず私がしてから、食口(シック)を励まさなければならない」と決心しました。するとある日突然、思わぬことに、それを自分は忘れていたのですが、姉がその人から借りていたお金を返してきたというのです。霊界から、弟に早く渡しなさいと言われたからです。
そのようなことがあったというのです。実感的に霊界が協助し、先祖が協助したということです。その教区には、それまで孝情苑を奉献する人はいませんでしたが、自分がしたところ、霊界で協助し、教区から多くの人が奉献したそうです。
できないという立場から、できるように霊界が協助したということです。すなわち、本人の決心、心情が問題です。そのように、正確に天が役事し、見せてくださっているので、言うことがないのです。今や目標が決まったので、信じて父母様と一つになって進めば、勝利します。そのようになっています。日本より韓国が難しいと思っていました。しかし、そのように成し遂げられるのです。
ですから、日本も先祖解怨をしなければなりません。歴史を考えると、その先祖を解怨しなければならないのです。霊界で善霊として皆さんに直接協助して、将来、日本を復帰できるようにしなければなりません。皆さんが体恤できるように協助すれば、問題になることはありません。どこで何が起こるか分からないのです。
特に第5地区では、今回の大会において、食口が孝情奉献書を書きながら体験したことを本にしました。日本も各家庭で孝情苑を奉献するようになりましたが、その多くの家庭で、二世、三世が孝情苑を通して先祖を見ているのです。父母が教育しなくても、子供は自然に分かります。子供が学校に行くとき、「真の父母様、御先祖様、学校に行ってきます」、「ただいま帰りました」と、このように報告しながら生活するのです。子供は、そのようにしながら成長します。そうなると、過ちを犯す理由がありません。自分一人であると考えなくなります。「ああ、私が動くところは、先祖、父母がご存じなのだ。見ていらっしゃるのだ」と考えれば、勝手な行動をしなくなります。
これ以上の祝福がどこにあるでしょうか? 多くの二世は分別がついています。日本でも、父母が非常に苦労しているのを見て、二世が「自分たちはあのような苦労はしない」と言って外に出ていき、勉強して職場に通うことがありますが、韓国も同様です。しかし、変わってきています。その子女たちは、自分の本質を探し求めるようになります。
韓国では平和大使を教育していますが、彼らは祝福を受けるために教育を受けています。この平和大使は、「私たちも孝情苑を手に入れたい」と言います。そこで「孝情苑を手に入れるためにはこのような条件があるので、これをみな通過しなければならない」と言うと、「通過する」と言う方々が現れているのです。ここでも今や、私たちと連結された人を教育しなければなりません。
皆さんは、三時代を代表して生きる人にならなければなりません。そのために必ずしなければならないことが、先祖の解放です。
皆さんが責任を果たすためには、先祖解怨をしなければなりません。未来において、皆さんの後孫の道を開いてあげなければなりません。その道は、蕩減(とうげん)のない道です。蕩減のない道なので、現在の皆さんが責任を果たさなければなりません。責任を完成しなければなりません。それを皆さんの後孫が知ったとき、どれほど父母に感謝するでしょうか? 皆さんの責任(遂行)いかんによって、いくらでも後孫が、子女が変わるということです。
---
次回は、「母の国の責任を果たす『神日本』となりましょう」をお届けします。