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青年の希望 11

 あの『文鮮明(ムン・ソンミョン)師御夫妻メッセージ集 青年の希望』が、30年の時を超えてBlessed Lifeに掲載されることになりました。
 「膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたもの」が選ばれ、まとめられたみ言集です。
 若い世代はもちろん、全世代にお読みいただきたい、読めば読むほど、元気が出てくるメッセージ集です。(一部、編集部が加筆・修正)


(光言社・刊『文鮮明師御夫妻メッセージ集 青年の希望』〈1995年11月10日初版発行〉より)

宗教こそ重要なもの

 人間の頭脳、心、あるいは能力などを、思うままに使うことによって、神の理想にたどりつくことができるでしょうか。
 いいえ、それはできません。私たち自身を神のやり方、神の思考法に徐々に近づけるために訓練すること、それ以外に方法はありません。

 そこで、宗教は人類に必要であると、結論づけられるでしょう。どれほど必要でしょうか。最も必要なものです。

 この方向に進路を置くとき、それに反対してくるものがあったとしても、私たちはそれを否定していかなければなりません。
 たとえ両親が反対したとしても、それによって動じてはいけないことを宗教は教えてきました。反対されても、勝利しなければなりません。たとえ家族中が、あるいは国中が私たちに反対しようとも—。

 それで皆さんが最も貴重な存在として、大切にするすべてのものを、否定しなくてはなりません。あえて、それを越えていかなければならないのです。

 神は、歴史を通じて、これらすべてを成してきました。神の愛によってこそ、それを成すことができるのです。
 神は、歴史上考えられなかったようなものを、皆さんに与えようとしています。皆さんが成したすべての犠牲とは無関係に—。

 神の理想、神が果てしなく与えてくださるもの、そして神の配慮を見いだすとき、それこそが、私たちの理想への出発点といえるでしょう。
 私たちは、神の生命、神の愛、神の理想を受けることができます。これらすべてを受けられるのです。
 これが青年の希望です。

(続く)

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 次回は、「青年は最高の理想を切望するをお届けします。

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