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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第22回 夢を実現するためには何が必要ですか?

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)


 皆さん、こんにちは!

 今回の質問は、「夢を実現するためには何が必要ですか?」という質問です。

 有意義な人生を歩むためには、年齢にかかわらず、将来の「夢」「目標」を描くことが大切です。
 「私がやりたいことは何か?」「私ができることは何か?」について、自由に考えてみましょう。

 そのときに、実現不可能な超越し過ぎた夢でもいけませんし、反対に、現実的過ぎてあまりにも小さな夢でも、理想的な夢だとは言えません。

 大切なポイントを二つ紹介いたします。

 第1のポイントは、「神の視点で見つめる」ことです。
 「神が私に与えたミッション(使命・役割)は何か?」について考えてみることです。
 神から唯一無二の個性を与えられているように、神は一人一人にふさわしいミッションを与えてくださっているはずです。

 そのミッションを果たすための夢であってこそ、強い動機が付与されるはずです。
 今から1カ月後、1年後、10年後の自分の姿を思い浮かべてみましょう。

 「できるか、できないか?」ということだけにとらわれるのでなく、成功した姿、勝利した最高の姿を、ワクワク感を持って思い描いてみましょう。

 聖書の中に次のような聖句があります。

 「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。昔の人たちは、この信仰ゆえに賞賛された。信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉で造られたのであり、したがって、見えるものは現れているものから出てきたのではないことを、悟るのである」(ヘブル人への手紙 第1113節)

 このように、「望んでいる事がら」(夢)を確信し、ワクワクしながら確認する生活を目指したいものです。

 夢を実現するための第2のポイントは、「現在から未来を見つめる視点」を「未来から現在を見つめる視点」に転換することです。

 夢を思い描くときに二つの視点があります。

 第1は、「現在から未来を見つめる視点」です。
 まずは、スタート地点である現状をよく分析することから出発します。
 次に、1カ月後の夢を描き、1年後の夢を描き、さらには5年後の夢、10年後の夢、20年後の夢・・・、というように時間を早送りするようにして理想の姿を思い描くパターンです。

 日頃から「大切なこと」よりも「緊急なこと」である目先のことだけに追われていく人生になると、いつになっても、忙しくしているのに充実しないということが多いものです。
 時間軸の長さを意識してみましょう。

 もう一つは、「未来から現在を見つめる視点」です。
 10年後や20年後、もしくは死の瞬間など、その時点の望ましい姿を明確に思い描きます。
 その夢がすでに達成されたものとして、五感を用いて情景を生き生きとイメージしてみましょう。

 その夢が達成された地点が、ゴールではなく「スタート地点」となります。 
 その出発点から1年前はどのような状況になっているのか、3年前はどのようになっているのか、さらには5年前、10年前はどのようになっているのか、ということを、時間が巻き戻されていくようにして具体的にイメージすることです。

 大きな夢を実現するパワーの強い人の特徴は、後者の「未来から現在を見つめる視点」を持ち、未来がスタート地点になっているということです。

 皆さんからの質問をお待ちしています。「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。また、お会いしましょう。

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