https://www.kogensha.jp

幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 14
先祖を愛する

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
 文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第一部 幸福を引き寄せる朝の生活
先祖を愛する

 「先祖を愛しなさい」と文鮮明先生は言われます。先祖の喜びは、子孫の先祖に対する愛にかかっているのです。子孫から愛される先祖の喜びを想定してみましょう。

 「私は子孫にとてもよく接待されてうれしいわ。私の子孫は貧しいけれど、家族で先祖を大切にしてくれるのよ。おはぎはスーパーで買わずに、みんなで心を込めて作ってくれるし、きれいなお皿に先祖が食べられるようにお箸までそえてくれる。三歳の小さな子供まで可愛い手を合わせて、『ご先祖様、どうぞお召し上がりください』って言うのよ、涙が出ちゃうわ。だから、どんなことがあっても子孫を守ってあげるって、心から思っちゃう」

 先祖はお供え物に込められた子孫の真心を受け止めるのです。

 ところが、先祖に思いやりのない、形式だけのお供えをする子孫もいます。嘆く先祖の声を想定してみましょう。

 「俺の子孫の供え物はひどすぎる。おはぎがプラスチック容器に入れたままだ。しかも、『二割引』ってシールが貼られたままじゃないか。お盆の数日前、夜八時過ぎに買いに行ったらしい。しかも、生前に俺が食べたことのないものが供えてある。先祖の気持ちなんて考えていないんだよな」

 先祖は真心を込めた供え物で慰労されるのです。

 文鮮明先生は、先祖の事情と心情をよく理解してあげ、天国に導いてあげるのが先祖への真の愛だと言われます。
 「先祖の解放は、子孫でなければする人がいません。神様にもできません。……子孫が精誠を尽くして解放してあげなければならないのです」(『愛天愛人愛国』95ページ)

◎ポイント
先祖の解放は子孫でなければできない。

---

 次回(1月5日)は、「太陽と空気に感謝」をお届けします。


◆『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』を書籍でご覧になりたいかたはコチラ