私の心の中にいる神様 47
幸せは自分でつくるもの

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

幸せは自分でつくるもの

 こんなはずじゃなかった……。
 祝福を受け、ブラジルに嫁いで30年になりますが、私はいつしか、こんな言葉を口にしながら、ため息をつく日々を送るようになっていました。

 真の父母様が語られる理想家庭を目指して、希望を持って出発したにもかかわらず、その理想からはるか遠い場所にいたのです。

 ここが日本だったら。
 おいしい白いご飯があったら。
 夫が幸せをつくってくれたら。

 こんなことをグルグル思い巡らしては落ち込み、敵をつくって、その泥沼から抜け出ることができずにいたのです。

 でも自己牧会プログラムに出合ってから、少しずつ、自分を客観的に見詰めることができるようになりました。
 そして良心との対話を通して、多くの気付きを与えられるようになったのです。

 私は、理想家庭とはこうあるべきと、勝手に形をつくっていたにすぎなかった。
 私は、夫というのは、私を幸せにしてくれるものだと思い込んでいただけだった。

 もちろん、不満が湧いてこないわけではありませんが、あまり思考のグルグルにはまらなくなり、楽になりました。

 そんな私が、「幸せは、私がつくって、夫にプレゼントしてもいいものでしょ」という良心の声に気付けるようになったのは、つい最近です。

 何が正しいか、何が間違いかの問題ではなく、幸せになりたいなら、自分で幸せをつくればいいだけなのだと、ようやく悟ったのです。

 こんな小さな気付きを毎日できているのが喜びです。

(ブラジル在住、日本人女性 60代)

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 次回(12月19日)は「『大好きだよ』の気持ちを伝える」をお届けします


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