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統一原理127のポイント 90
鳩を裂かなかったことが、なぜ罪になったのですか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 復帰基台摂理時代
89 鳩を裂かなかったことが、なぜ罪になったのですか。(『原理講論』、323ページ)

1 カインとアベルに分立しない立場であるから、神のみが対応できるアベル的な対象がなく、カイン、アベルの献祭の失敗を、蕩減復帰できませんでした。

2 洪水審判で、善と悪に分立されなかった状態そのままなので、神が対応して摂理できる善の対象がなくなり、洪水審判で失敗したのと同じ立場に戻った結果となります。

3 サタン主管下にある被造世界から、神が対応できる善主権の世界を分立させるための象徴的な条件を立てられませんでした。

4 死亡の血を流して聖別する立場に立てなかったので、神が対応して摂理することができる、聖なる供え物になれませんでした。

 ゆえに、アブラハムが鳩を裂かずに捧げたことは、サタンのものをそのまま捧げ、サタンの所有物であることを、再び、確認したのと同様の結果になりました。

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 次回(12月13日)は、「エジプト苦役四〇〇年の理由を説明してください」をお届けします。