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『祝福家庭』95号(2019年 冬季号)
小山田秀生先生の自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」

海洋摂理 真の父母様から学んだ釣り
〜人類の食糧問題解決とストレス解消の道〜

 私は真のお父様から次のように聞かれたことがあります。
 「小山田、おまえは統一教会(家庭連合)に来て何を習ったのか?」
 私が「『原理』と『釣り』を習いました」とお答えすると、「おまえはいちばんいいものを習ったね」とおっしゃいました。
 そして、「もう一つある。原理と釣りと『祈祷』だ。この3つが統一教会に来て学ぶ大切なことだ」とお続けになったのです。
 私は統一教会に導かれたことで、み言を学び、祈ることを習い、真の父母様に出会い、そして釣りについて学びました。

 私が約50年間にわたって、真の父母様から直接学んできた釣りは、普通の釣りではありません。
 釣りに関して真の父母様が第1に指摘されたことは、「人類の食糧問題の解決の道」です。
 宗教が扱う分野は基本的に精神的世界です。それだけでも容易なことではありません。ましてや増え続ける人類の食糧問題は現実的な難問です。それをいかに解決するかは、とても重要なことです。

 真の父母様は、人類の父母であられるので、そのような問題にも責任を持ってくださるのです。
 現在、地球上には約77億の人類がいますが、一日3度の食事を満足に食べられる人は、その中の5分の1だと言われます。
 それに加えて戦争や紛争といった国家レベルの争いや、気候変動による砂漠化の進行、熱帯雨林の消滅といった深刻な環境問題も抱えています。

 食糧問題について真の父母様は、次のようにおっしゃいました。
 「海があり、湖があり、川があるのに、(人々が)満足に食べられないのは、釣りを知らないからだ。魚を養殖することを知らないからである。地上天国を考えた場合、どうしても釣りや海洋摂理という問題は切り離すことができない」
 それゆえ真のお父様は、海に対して、とても関心をお持ちになっていたのです。

 第2に、釣りは「ストレス解消」になります。
 都市部を中心にストレス社会と言われる今日、多くの人々は対人関係の中でストレスが溜まります。それを解消するのが趣味活動です。

 ストレス解消について、真のお父様はおっしゃっていました。
 「都市生活では対人関係のストレスがある。特に女性のストレスには釣りがいちばんよい。釣りをすることでストレスが解消する。けんかをする夫婦は、そこで一緒に釣りをしなさい」

 自然の中で没我の境地になるとき、大魚を釣ることができます。
 お父様だけでなく、真のお母様も熱心に釣りをなさいます。お父様に、「アラスカに行きましょう」とおっしゃるくらいです。
 釣りも父親だけなら一代で終わりますが、子供は母親に倣うので、母親が釣りをすれば、子供も釣りをするようになります。ですから女性が釣りをすることを勧めるのです。

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