私の心の中にいる神様 43
自己牧会プログラムは
真の父母様の教えの実践法

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

自己牧会プログラムは
真の父母様の教えの実践法

 私はこれまで、み言や聖書を学び、訓読、祈祷、通教(教会に通うこと)と、信仰生活をしてきましたが、それが自分とどう関係してくるのか、分かりませんでした。

 真の父母様が平和と地上天国実現のために、その全生涯をささげ続けていらっしゃることはよく分かるのですが、それを自分のこととして実感することができなかったのです。
 ですから、いつも信仰生活と日々の習慣との間に矛盾を感じていました。

 そんな私が、最初に「自己牧会プログラム」のセミナーを受けた時、「これは真の父母様の教えの実践法を教えてくれているものだ」と思い、とても希望に感じました。
 そして実際、このプログラムに取り組むと、いろいろな変化が訪れてきたのです。

 職場に人間関係でうまくいかない人がいて、早急に解決する必要に迫られたときのことです。
 自己牧会プログラムのワークに従って、私の中に平和を感じる努力を続けた時、相手も平和を感じ始めたことに気が付きました。驚くべきことに、こういうことが、毎回とは言いませんが、起こったのです。

 このプログラムは、内面の平和を勝ち取ることを助けてくれることを体験しました。

 良心の声を聞く練習を始めてみると、私がいかに良心の声を聞いていなかったか、そして良心の声がいかに弱いかが分かりました。

 それでも必死に良心の声に耳を傾けていくと、「心と体を一つにしなさい」という意味の真の父母様のみ言が少しずつですが、理解できるようになりました。

 真の父母様は、私たちが自分の肉身を自由に主管し、善良で信仰的で原理的な方法で、人々に影響を与えることを望んでいらっしゃると思います。
 そのためには、心を強くする必要があると思うのですが、それをこの自己牧会プログラムは助けてくれます。

 スポーツや音楽の習得など、心を強くするのに役立つ方法は他にもあると思います。しかしそれらは神様の原理に沿って心を整えることはしません。そこが自己牧会プログラムとの決定的な違いです。

 私たちは、偉大な宗教指導者や預言者たちのみ言の土台に立つ、とても光栄で大きな祝福を受けた立場にありますが、平和は実践が伴わなければ意味がありません。

 真のお母様が「私たちが平和をつくり、実現させなければなりません」と語ることはできますが、お母様が私たちを強制的に動かすことはできません。それは私たち自身が自分の意志と力でやるしかないのです。

 そのためには、平和をつくり出すための力、いわば“平和の筋肉”とでも言うべきものが必要です。ところがこの“平和の筋肉”は、そのままではうまく機能しません。訓練が必要なのです。

 その訓練をしてくれるのが自己牧会プログラムだと、私は思っています。ですからこのプログラムは、神様の摂理にとても役立っていると感じます。

 このプログラムに取り組む中で私は、信仰と生活が少しずつですが近づいていることを感じるようになりました。そして平和な世界、天一国の創建は実際に可能であることを確信するようになりました。

 神様とつながっている良心に私がつながりさえすれば、新しい世界が無限に広がっていくのです。

(イギリス人女性 二世 20代)

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 次回(11月21日)は「私がお前をそこに送った」をお届けします


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