(『祝福家庭』68号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「感謝」に関するみ言(1)

 忍耐して辛抱するだけでは不足です。忍耐と辛抱だけして、「ああ、大変だ」と言ってよいのですか。忍耐して辛抱したとしても、忍耐して辛抱していないかのように感謝する心と賛美する心をもって忍耐し、辛抱しなければならないのであって、不平を言いながら忍耐すれば、神様が来る途中で逃げていかれます。
 忍耐して辛抱するときは感謝する心が必要です。感謝する心がなければ、忍耐できません。感謝する心が支柱になれなければ、忍耐したとしても、そこには神様が一緒にいることができません。
(『文鮮明先生御言選集』第44巻28~29頁 1971.5.4)


 神様は、皆さんのお父様です。愛、生命、血統が連結され、誰も干渉できない絶対的な因縁の結束体です。ところが、神様を知らないではないですか。神様の愛や、神様の生命や、神様の血統という言葉は聞きましたが、実際に神様の涙ぐましい心情を感じてみたことがありますか。皆さんの骨髄がすすり泣くような痛みを感じてみたことがあるのかということです。山川草木を見つめるとき、自らの行く道を見失ってしまうほど神様に感謝する心を、一日に一度、二度感じてみなければ、本来の心情世界と通じることのできる道がありません。
 (『同』』第371巻115頁 2002.2.24)