(『祝福家庭』66号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「心情文化世界」に関するみ言(2)

 宇宙の存在秩序は、ために生きることを根本としています。真なる理想、真なる愛、真なる平和の世界は、神様の創造理想であると同時に人間の希望です。ですから、理想の起源、幸福と愛の起源は、相対のために生きるところにあるのです。
 宇宙を見れば、どの存在物も、自分のために存在するものは一つもありません。動物世界は植物界のために、鉱物界と植物界は動物界のために、またこのすべてを合わせた万物は、人間のために存在しています。それでは、人間は誰のために存在しているのですか。人間は神様のために存在しているのです。その神様は、また万物のために、彼らが存在し、成長、発展するようにされるのです。
(『文鮮明先生御言選集』135巻233頁)


 ために生きる生活は、個人的な基準の秩序で終わるのではありません。家庭的な基準でその構成員たちがために生きるときに、初めて家族の和合と幸福の理想が実現される家庭天国が成されるのです。さらには、国家的基準で全国民がために生きるところで国家天国が成され、世界的基準で全人類がために生きるときに、全人類の真の和合と幸福の理想が実現され、世界天国が成されるのです。
(同135巻233頁)