(『祝福家庭』71号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「家庭がモデル」に関するみ言(2)

 人間始祖を通しての神様の理想は何だったのでしょうか。神様の理想は理想的な男性と理想的な女性が結婚して理想的な家庭を完成することでした。それでは理想的な家庭を成す中心は何でしょうか。それは男性でもなく女性でもありません。家庭とは結局、父母と子女、夫婦の結合によってつくられる一つの束で、その結ばれたものの中心は何かといえば、まさに神様の愛です。神様の愛を中心にして夫婦が結婚し、神様の愛を中心にして家庭を完成させることが神様のみ旨であるとの結論が出ます。
(『祝福家庭と理想天国Ⅰ』406頁)


 天国とは何でしょうか。自分の家庭のように世界の人々を愛することのできるところが天国であり、そのような人が天国の民です。おじいさんとおばあさん、お父さんとお母さん、自分の妻、兄弟、子女、この四代は何でしょうか。天の国の民として、愛を、宇宙の真の愛を体験するための教材としての家庭です。教材として私に教えてくれる基盤が家庭だというのです。
(『文鮮明先生御言選集』129巻98頁)


 家庭で全体宇宙を縮小させた修練所のような公式過程の愛を体験して拡散させ、世界を愛さなければなりません。そうすることのできる訓練場として引き継いだのが、皆さんが育った、お父さんとお母さんが住む家庭だというのです。
 ですから自分の妻を愛する以上に父母を愛し、自分の妻を愛する以上に息子・娘を愛し、自分の妻を愛する以上に人類を愛し、自分の妻を愛する以上に神様を愛するなら、すべてオーケーです。
(『同』142巻242頁)