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統一原理127のポイント 64
神のみ旨成就に対する予定について説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第六章 予定論
63 神のみ旨成就に対する予定について説明してください。(『原理講論』、243〜244ページ)

 創造原理によれば、神の創造目的は人間がその責任分担を完成することによってのみ完成できるようになっているため、そのみ旨成就に当たっては、あくまでも、人間の責任分担が加担されなければなりません。したがって、復帰摂理の目的を完成されるに当たっても、その使命を担当した中心人物が、その責任分担を遂行することによってのみ、そのみ旨は成就されるのです。

 復帰摂理の目的を完成させようとされるみ旨は絶対的ですが、み旨成就はどこまでも相対的であるため、神がなさる九五パーセントの責任分担に、その中心人物が担当すべき五パーセントの責任分担が加担されて、初めて完成されるのです。人間が担当した責任分担は、神がその責任分担として担当された苦労と恩賜に比べて微小なものですが、摂理における中心人物たちが彼らの責任分担を全うしなかったがゆえに復帰摂理を延長させてきたという事実を知るとき、この軽微な責任分担が、人間自身においてはいかに大きく、難しいものであったかが推察できます。

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 次回は、「中心人物として召命を受ける人物は、どのような条件を満たすべきか説明してください」をお届けします。