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43とも倶楽部
第29回「中1です! いつもより自分の気持ちが言えました!」

 世界日報では、読書会「43とも倶楽部」を推進しています。当コーナーでは、43とも倶楽部の参加者の感想を中心に紹介してまいります。

●「43とも倶楽部(よみともくらぶ)」とは
 『サンデー世界日報』をテキストとした読書会です。継続的に行うことで、コミュニケーションする力が自然と身に付きます。簡単なルールの下で、平等に発言し「褒める」をモットーとしますので、参加者の絆が深まります。

▲43とも倶楽部ホームページ

【43ともに使った内容】

『サンデー世界日報』3月1日号11面 親子で学ぶニュースQ&A

「新型コロナの症状が出たらどうするの?」

彩「新型コロナウイルスの感染が広がっているね」
父「中国では武漢市を中心に2700人以上が死亡し、8万人近い人が感染したというから、すごい勢いで増えているね。日本でも感染経路が特定できない患者が増えているから、気を付けないとね…」

【43とも参加者の感想】
 孝成家庭教会では43とも倶楽部を応用して、ネット配信の家庭礼拝の後、説教の感想文を発表して褒め合っています。み言の理解が深まり、家族の気持ちが通じ合うようになったと好評です。サンデー世界日報の「親子で学ぶニュースQ&A」を題材に親子で43とも倶楽部を体験した様子をお伝えします。

○子供が質問をしてお父さんが答える記事だったので、子供目線でも分かりやすいと思い、この記事を選びました。子供たちが「子供の質問」を読み、親が「父親の回答」を読み、最後に感想を聞きました。低学年には難しい内容もありましたが、学校が休みになっている理由や医療崩壊について共有し、治療に従事しているかたがたや新型コロナに感染し大変な思いをしている人たちに思いが至りました。最後にみんなで、一日も早く終息するように、患っている人たちが早く良くなるように、治療に従事する人たちが守られるように、祈る時間が持てました。普段ゲームや動画にしか関心がない子供たちも、43ともによって世界のために小さな祈りをささげるきっかけとなりました。(父)

○新型コロナの影響で家族が家で一緒に過ごす時間がぐっと増えて、「家族間のコミュニケーションに43ともがいい手段になるのでは?」と思い始めました。子供の年齢が小2、小5、中2と開きがあるので、一つのテーマで43ともが成立するか不安もありました。あまり形にとらわれず、相手の話をよく聞くこと、共感することを意識してみると、子供たちなりに意見を言ってくれたりと頑張っていました。普段は一方通行になったり、相手の話をよく聞けなかったり、共有・共感というのが難しいですが、良い時間が持てました。(母)

○話は難しかったけど、家族みんなでお話できたのが良かったです。(次女 小2)

○新型コロナの事が聞けてよかった。(長男 小5)

○私は小学生の時、自分の思った事をみんなの前で話すことが苦手でした。でも中学生になって、そういうところを変えていきたいと思っています。43ともをやってお父さんに感想を聞かれても、なんて言えばいいのか、簡単な言葉しか最初は出てこなかったけど、無理に聞かず待ってくれたので、いつもより自分の気持ちが言えてよかったです。違いが素晴らしいことを認める、共感する、同じ文章を選んでも、選んだ感想がそれぞれ違うところが面白いと思いました。(長女 中1)

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