コラム・週刊Blessed Life 114
コロナ騒ぎの見方

新海 一朗(コラムニスト)

 新型コロナウイルスの事件が発生して以来、中国はその真相を隠し続け、世界を欺いてきました。

 「武漢ウイルスP4研究所」からウイルスが漏れ出したこと、ウィルスは「人為的」に作り出されたものであることを隠蔽し、海鮮市場のコウモリが原因であると偽り、ウイルスは自然のものであると主張してきました。

 中国の代弁者となったWHO(世界保健機関)は、今でも、海鮮市場のコウモリが可能性として最も高いと吹聴し、中国の肩を持っています。

 驚くなかれ、中国に対する米国の糾弾が始まると、新型コロナウイルスは米国から持ち込まれたと中国は主張し、武漢ウイルスは米国ウイルスであると言い出す始末で、トランプを怒らせ続けています。

 417日のフランスのニュース番組(「C-NEWS」)の中で、ノーベル賞受賞者のリュック・モンタニエ教授は「このウイルスは自然なルートで発生したものではない。これは完全に専門家の仕事だ」「コロナウイルスは武漢研究所でつくられた。それが漏れたのだ」と発言し、世界を驚かせました。

 コロナウイルスの最初の犠牲者が、武漢ウイルス研究所に所属する女性研究員の黄燕玲氏であったことを考えると、研究所が震源地として最も可能性が高いと見るのは理にかなっています。彼女はウイルス漏れの事故で感染し、死亡しました。当然ながら、この事実を中国は必死に否定しています。

 世界の感染者が2611182人、死者が188100人(ジョンズ・ホプキンス大学、423日、午前3時時点)であり、これがさらにどこまで拡大するかを考えると、中国はとんでもないことをやらかしたというのが偽らざる実感です。

 まだ終息はしていませんが、コロナ騒ぎを総括すると、ウイルスは中国の武漢発であること、ウイルスが漏れた研究所は中国科学院の主管であること(国家事業)が、まず、何と言っても真実であるということです。

 これは何を意味するのか。中国は何らかの意図があって、武漢で人工のウイルスを開発していた、おそらく来るべき対米衝突の最終段階に至った時に、核戦争では米国に負けることを見通して、生物兵器として開発した人工の殺人ウイルスを米国に持ち込み、あるいはミサイルに搭載し、米国人の大量殺りくを図ることを計画しているのだろうと推測されます。
 そのように推測する根拠ですが、元国防部部長の遅浩田が生物兵器による戦争をしきりに語っていたことが一つの裏付けとなるでしょう。

 

 それでは、コロナ騒ぎがいったん収まり、世界が通常の生活に戻った時、中国はどのようになるのか。
 おそらく、一連のコロナ感染拡大事件を世界の人々は、中国発であったという事実に目を向け、世界に甚大な人的被害と経済的損失を与えたことに対して怒りを表すでしょう。中国の責任が本格的に問われる事態となります。

 中国に貿易で依存した世界の国々が警戒心を持つようになり、これまでのようにはいかなくなります。すなわち、コロナは中国の国運の喪失を招く事態をつくり上げてしまうのです。

 結局、武漢コロナが共産主義中国の終焉(しゅうえん)への序曲となり、遠からず、中国の共産党体制は崩壊へ向かうでしょう。
 ソ連がチェルノブイリ事故(1986年)から5年後の1991年に崩壊したように、中国は武漢コロナウイルス事故(2019年)から5年後の2024年に崩壊するのでしょうか。

 「中国製造2025」の習近平の野望の実現直前で、共産中国は地上から姿を消すことになるかもしれません。