私の心の中にいる神様 15
愛車から「ありがとう」の声

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
 そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。

愛車から「ありがとう」の声

 「自己牧会プログラム」の「人と万物に感謝する」ワークに、次のような解説があります。

 「木々や花や土や建物や、青空や太陽に対して『ありがとう』と感謝していくうちに、それらを与えてくださった神様に対して、心の底から『ありがとうございます』という心が湧いてくるのです。万物は一つ一つが神様の愛の結晶です。一つ一つから、神様の愛を感じ取っていくのです。
 『きれいだね』『素晴らしいね』『ありがとう』と、万物に感謝すれば、美(答え)が返ってくるのです。それをイメージしてみましょう」(207ページ、要約)

 このワークを実践する中で、万物と対話するという体験をするようになりました。

 その中の一つを紹介します。

 自家用車はわが家の大切な一員で、「流星号」と名付けてかわいがっています。ただ時々、洗車を億劫に思うこともあります。

 ある時、よく頑張ってくれている愛車が愛(いと)おしくなり、感謝の気持ちを込めて、「流星君、洗車に行こうか」と声を掛けてみました。すると「パパ、ありがとう」という声を感じたのです。それで“2人”でガソリンスタンドに出掛けました。

 洗車しながら、「気持ちいいかい?」と聞いてみると、「うん、パパ、気持ちいい」と返ってきたので、こちらもうれしくなりました。

 こういう楽しい会話をしながら車内の掃除まで終えると、既に日が暮れていました。

 ふと空を見上げると、美しい月が出ていました。真のお父様が「頑張っているね」とにっこりされている感覚がして、心がとてもワクワクしました。

 車も月も万物ですが、そこには明らかに神様の愛が宿っており、こちらが心を開けば、その愛をキャッチすることができるのだと思いました。

(男性 60代)

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 次回は、「私を救ってくれた『自己牧会プログラム』」をお届けします。


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