(『祝福家庭』64号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「自己主管」に関するみ言(2)

 先生は一食ぐらい食べなくても、食べたか食べないか思いもしませんよ。そういう観念が強いのです。
『文鮮明先生御言選集』55巻53頁


 「先生は天才だからそうだ。我々は先生と違うじゃないか」。そうはいきません。先生もご飯を食べなければ腹が減ります。君たちより先に(君たちの)腹の減るのが分かります。なぜですか? 敏感だから。疲れるのも先に分かります。寒さも敏感です。暑さも敏感です。先に分かるのです。
『文鮮明先生の日本語による御言集3』


 鏡を見て、「おい この目よ、私に叱られただろう?」と言うと、目が「叱られたことは叱られましたが、今の私は幸福でうれしいです」と言うのです。鏡を見てください。鼻も驕慢でしたが、このくらい……。口もそうです。「三十になるまで食べたいものをたくさん食べられなかっただろう? だから、おなかがすいていただろう、この口よ! 今も不平を言うのか?」と言えば、「感謝しています」と言うのです。
 その次に、耳もそうです。「私についてきながら、どれほどたくさん呪う言葉を聞いたか? そうだろう?」と言えば、「はい」と言いますが、「今はどうか?」と言うと……。また、手もそうです。海に行って魚を捕まえようと網を握ったり、ありとあらゆることをして回ったのです。「不平を言うのか?」と言えば、「今、本当の私の主人に出会いました。これから私の主人はあなたです」と言うのです。
 では、皆さんは真の主人になりましたか?(「いいえ」)。ですからだめなのです。皆さんの責任から果たさなければなりません。使命がよいものだということを知ったというのです。
 反対をしたとしても、アメリカが反対をして、外部が反対をしたとしても、問題は皆さん自身です。皆さん自身が真の主人になるときは、サタン世界も黙っているのです。責任を果たすことが問題なのです。
『文鮮明先生御言選集』128巻169頁


 古い歴史をもつのも重要ですが、瞬間を大切に過ごすのはなお重要です。寝食の一瞬間に、歴史の運命が決定することを忘れてはなりません。一瞬間の失敗によって、一生の間に積み上げた実績を全て崩してしまうこともあるのです。
『同』19巻25頁