シリーズ聖歌 54
聖歌 第二部 5番「愛の統一」

 皆さまのご要望にお応えして、Blessed Lifeからも世界平和統一家庭連合の「聖歌」をご視聴いただけるようになりました。第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第二部5番「愛の統一」をお届けします。

 世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)の初代会長、久保木修己名誉会長によって作詞・作曲された聖歌です。

 1970年、東京の武道館でWACL(世界反共連盟)世界大会が開催されました。
 当時の教会には何もなく、全て手作りの大会だったそうです。
 その柱となったのが、久保木会長が思いのたけを尽くして作詞・作曲した、聖歌 第二部5番「愛の統一」でした。

久保木修己会長(1967年当時)

 ここからは久保木修己名誉会長を追慕し、その生涯を振り返ろうと思います。

 久保木会長が「世界基督教統一神霊協会」に入会したのは1962年のことです。
 そして1964715日に初代会長に就任しました。

 学生運動が過激化し、安保闘争、反戦運動の嵐が吹き荒れていた196841日に「国際勝共連合」が設立され、初代会長に就任します。

 それからは、WACL世界大会開催、WACL大会に参加した各国の要人(蒋介石中華民国総統、ローマ教皇パウロ6世、マルコス・フィリピン大統領ら)を訪ね会見、スパイ防止法制定促進国民会議を設立、七大都市勝共国民大会を展開……このように救国運動を常に前線に立って指導し続け、日本のみならずアジアの共産化を防ぎました。

 また久保木会長は、世界日報社会長、国際ハイウェイ建設を推進する会会長、国際文化財団理事長、日韓トンネル研究会顧問を歴任。1996年には世界平和連合(FWP)会長に就任しました。

 そのようにして生涯を世界平和にささげた久保木修己名誉会長は19981213日、腎不全のため67歳で聖和しました。

 久保木会長の昇華式(現・聖和式)は、お父様のお言葉により日本統一教会の基準におけるものではなく「世界統一教会の昇華式」として行われ、真の父母様から「母奉士(モボンサ=母の国に侍る勇士の意味)」の称号が贈られました。

 最後に、久保木会長が周りの人たちによく強調していたという言葉を紹介します。

 「何をするにも絶対に恨みを残してはいけない。愛し許せ」(参照:中和新聞)

 他の聖歌もYouTubeU-ONE TVチャンネルの再生リスト「聖歌」からご視聴いただけます。