コラム・週刊Blessed Life 82
全英女子オープン渋野日向子さんの優勝に世界が称賛!

新海 一朗(コラムニスト)

 「スマイルシンデレラ」の愛称でギャラリーに親しまれ、たちまち世界のゴルフファンの人気女子ゴルファーとなった渋野日向子さんは、弱冠20歳。

 その若さで、しかも世界のメジャー大会へ初の挑戦となった全英女子オープンゴルフでいきなり優勝という快挙を果たして、英国は称賛の嵐、世界が注目する人物となりました。
 日本でも、日本記者クラブでの会見など、時の人となって、8月は渋野さんの記事で、溢れかえりました。

 81日から4日まで、英国のウォーバーンで開催された全英女子オープンは、一人の日本人女子ゴルファーのプレーに拍手喝采の嵐、一躍、メディアの注目を浴びて、その女性、渋野日向子さんは世界的なスターになってしまったのです。

 渋野日向子さんは、球に向かってスイングする時は真剣な表情で集中してプレーしますが、そのほかは、絶えず笑顔を振りまき、移動の際には、ギャラリーに手を差し出し、握手、握手のサービス。これではまるでスーパースターの貫録を見せつけているようなものですが、実は、彼女は初めてのメジャー挑戦者です。

 緊張した雰囲気もなく、そのドライバー飛距離は平均260ヤードを超える見事なもので、最初から世界の並み居るプレーヤーを尻目に、初日、二日目と、2位の高位置でスタート。この状況にギャラリーは大フィーバー、メジャー初体験とは思えない堂々たるプレーに称賛の声が飛び交いました。

 英国メディアおよび世界のメディアは「スマイルシンデレラ渋野」の愛称で彼女を称え、三日目、最終日の彼女のプレーを追うことになったのです。

 三日目は、ついに、単独首位になり、最終日を残すのみとなりました。最終日は、3番ホールで4パットをたたいてダブルボギー、リゼット・サラス(米国)に2打差の3位に後退しました。しかし、15番ホールで並び、最終18番ホールで5メートルのバーディーパットを決めて、通算18アンダーとし、初出場、初優勝をメジャー大会で飾ってしまったので、英国も世界も日本も湧きました!

 四日間を通して、「すごい!」としか言えない内容ばかりでした。
 心の揺らぎを感じさせないぶっちぎりのプレー、世界中から愛されるスマイル、ギャラリーへのフレンドリーな握手サービス、これらは今に至るまでいかなるスタープレーヤーたちも見せたことのない渋野さんの個性が輝き出たものであり、英国の人々が好きにならざるを得ないようなキャラクターであったと思います。

 すごいプロの女子ゴルファーが日本から誕生したものだと思います。