シリーズ・「宗教」を読み解く 79
IAPD-Japanアジア宗教者交流ツアー②

日本家庭連合会長「今こそ日韓の一体化が重要である」と訴える

ナビゲーター:石丸 志信

 7月16日、ツアー1日目の夜は、台湾家庭連合(世界平和統一家庭連合)本部において、韓日宗教指導者歓迎会が開かれた。
 台湾家庭連合とUPF(天宙平和連合)台湾がホストとなり、IAPD-KoreaとIAPD-Japan(平和と開発のための宗教者協議会)の宗教者たちの交流となった。

 IAPD-Koreaは李顕榮会長を団長に、韓国仏教、儒教、韓国女性宗教者の代表者ら30人が参加。IAPD-Japanからは、神道、仏教、キリスト教、諸宗教を代表する5人とスタッフらに神日本家庭連合会長・副会長が同行し、約15人が参席した。

 歓迎会は、台湾家庭連合の祝福二世たちによる太鼓の演奏で始まった。
 男女13人の青年が孝情の精神を表す、太鼓の演奏、先駆者の孤高を表現した舞、勇壮にして華麗な扇の舞を披露。気高く清く美しい演技に参加者一同魅了された。

 続いて、韓国側から李IAPD会長のあいさつ、それに応えて徳野英治・日本家庭連合会長が「今こそ日韓の一体化が重要である」と訴えた。
 韓国仏教会会長、儒教会会長のあいさつがあり、日本も東僧侶が、今この時の出会いを大切にしたいと語った。

 最後に台湾家庭連合、UPF台湾を指導する方相逸顧問が、神の願う平和実現のために宗教者同士が兄弟姉妹として語り合うことの重要性を、自身の経験を踏まえて力強く語った。(続く)