https://www.kogensha.jp

統一原理127のポイント 17
目的性の二重性について説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 創造原理
16 目的性の二重性について説明してください。(『原理講論』、65ページ)

 全ての存在は、二重目的をもつ連体です。全ての存在の中心には、性相的なものと形状的なものとの二つがあるので、その中心が指向する目的にも性相的なものと形状的なものとの二つがあります。

 性相的な目的は全体のためにあり、形状的な目的はそれ自体のためにあるもので、前者と後者は、原因的なものと結果的なもの、内的なものと外的なもの、主体的なものと対象的なものという関係をもっています。それゆえ、全体的な目的を離れて、個体的な目的があるはずはなく、個体的な目的を保障しない全体的な目的もあるはずがありません。

 したがって、森羅万象の被造物は、このような二重目的によって連帯し合っている一つの広大な有機体です。

---

 次回は、「喜びはいかにして生じるか説明してください」をお届けします。