自叙伝書写 感動体験集

第68回「自叙伝書写を通して家庭が円満になった」

(和歌山県、50代 女性)

 私と書写との出会いは、今から2年半ぐらい前のことになります。
 その頃は姑(しゅうとめ)との関係、職場の人間関係でとても悩んでいて、そんな時、友人から「自叙伝 心の書写」を勧められました。

 初めは、「書写をすることで、本当に生活が変わるのかなあ」と、半信半疑でしたが、とにかく書いてみました。
 毎日書けない時期もありました。書けない時というのは、悩み事が大きくなった時です。仕事で失敗したり、夫婦げんかをしてしまった時は、一気に落ち込んで、書こうとしても書けない自分がいました。

 これではいけないと思い、気持ちが入らなくても、とにかく書いたら何かが変わると信じて、毎朝、書き続けるよう必死で努力しました。
 落ち込んでいる時には、「この土地から離れたい」と、そんなことばかり考えていました。

 以前は息子や娘によく愚痴をこぼしてしまうこともありました。子供たちにとってはずいぶん迷惑な話ですよね。でも最近は、子供たちの話をじっくりと聞いてあげられるようになりました。心に余裕が持てるようになってきたのかもしれませんね。

 毎月、浅川勇男先生のDVDを拝見すると、その時の私の心境にぴったりの内容だったり、願いを込めて書写を書くとそのとおりにかなうので、いつも驚かされています。

 今は、舅(しゅうと)、姑、夫、息子と私の5人で暮らしています。
 大阪にいる娘は大学4年生で、早々と就職の内定が決まりました。

 最近は、家の中にいると落ち着く自分がいます。家庭の中が円満になると、不思議と仕事の悩みも無くなりました。家族って本当にありがたいと思います。いてくれるだけで幸せだなあと実感できるようになりました。

 これからも書写を毎日書いて、一日一日を大切に生きていきたいと思います。
 いつも神様が私のそばで見守っていてくださるようにも思います。