自叙伝書写 感動体験集

第60回 孫娘の協助で書写から両親が祝福

(大分県、女性)

 両親が、書写から祝福式に導かれた証しです。

 娘が「じいちゃん、ばあちゃん! 合唱団がステージで歌うから、見に来てね」と書写大会に誘ってみたところ、両親は快く来てくれました。

 両親は「浅川勇男先生の講話がとても良かった。為になった」と感動し、娘が大勢の前で歌っている姿を見て、とてもうれしかったようです。

 この書写大会をきっかけに、両親は毎日欠かさずに書写を続けてくれるようになり、それから1カ月後の区域書写会にも参加してくれました。

 両親ともに口をそろえて「朝起きて一番に書写をすると、気が引き締まって気持ちがいいわ~」と書写の良さを実感してくれています。

 私自身、書写をしながら「父と母が書写を通してみ言を学ぶようになり、祝福を受けられますように」と祈り続け、すでに他界している大好きだった祖母にも霊界からの協助をお願いしました。

 私には姉と兄がいますが、その中で私のことを一番、愛してくれた父と母ですし、これまで一番、心配や迷惑もかけてしまいましたので、何をしたら親孝行になるのかなあと考えてみると、両親が健在な時に祝福を受けてもらうことが、一番の親孝行だと確信しました。

 そんな中、720日に書写大会とともに祝福結婚式が企画されることになりました。

 娘が私の両親に話をしてくれました。「じいちゃん、ばあちゃん! 天国という漢字は、二人の国っち、書くやろ? じいちゃんたちも、一緒に天国に行きたい?」と聞いたら、「うん、そうやなあ~」と答えてくれました。

 そこで、私が、「そのために、結婚式をもう一回挙げて祈ってもらえるけん。720日は一緒に行こう」と話ができて、両親は祝福結婚式に参加してくれると言ってくれました。

 改めて娘がいて、力を与えられ、本当にありがたかったです。

 参加が決まり、母は、初めは白っぽい服装をと言っていたのですが、「せっかくだから、ウェディングドレスを借りてくるから、着たらいいよ~」と言うと、「恥ずかしいなあ~」と言いながらも乗り気で、うれしそうでした。

 当日、ヘアセットをしてもらいウェディングドレスに初めて袖を通した母は喜んでいて、「ちゃんと写真撮っちょってなあ」と、何歳になっても乙女のようにかわいい母だなあと思いました。一方、父は普段から物静かであまり表現はしませんが、母のウェディングドレス姿を見てうれしそうでした。

 家庭三代圏で書写をすることができて、たくさんの恩恵を頂き、感謝でいっぱいです。
 お父さん、お母さん、私を生んで育ててくれてありがとうございます。娘には、生まれて来てくれてありがとうございます。夫にも、いつもありがとうございます、と心から言いたいです。