2026.09.25 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 25
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第2部
摂理史の勝利者になるために
四、心情文化圏
心情文化とは、私たちが「家庭盟誓」の第七番でいつも唱えている心情文化のことです。四大心情圏を復帰完成すると、夫と妻が愛し合うその中心点に神様が降りてこられます。喜びに震える約60兆(37兆ともいわれる)の体の細胞のその中心点に、神様ご自身が降りてこられるという話を皆さんも聞いて知っているでしょう。神様もそのような喜びの中にこそ幸せがあるのです。
子女の愛、兄弟姉妹の愛、夫婦の愛、父母の愛も皆その一点で完成します。その愛を完成してこそ、人間は完成するのです。そのような世界が四大心情圏の復帰ということです。それを具体的に、生きて実現しなければなりません。皆さんが、今持っている肉身の生活において実現するのです。それを中心とした文化圏が心情文化圏というのです。
まず、私たち自身が神の宮とならなければなりません。愛の本宮、生命の本宮、血統の本宮、良心の本宮についての話は聞いたことがあると思います。その問題にはここでは触れませんが、私の中に神様が住めば、私の言葉はもはや私の言葉ではなく、神様が私を通じて語られる言葉となるのです。また、私の愛はもはや私の愛ではなく、神様が私の中に住まわれて愛する愛となります。
そして、私の業(わざ)は私の業ではなく、神様が私を通じて働かれ、神のみ業となるならば、人々は私の中に神様を見いだすのです。そのような私になり得るわけです。イエス様が「私を見た者は父を見た者である」と言われましたが、そのような世界が、実は自分自身の世界になってくるのです。聖書の言葉ではなく、自分自身が経験する世界が始まるのです。
真のお父様も、「先生は時々不思議に思うんだよ」とおっしゃいます。神様にいろいろ尋ねてみれば、返事がご自身のおなかの中から聞こえてくるというのです。お父様の中に神様が住んでいらっしゃるので、そのような体験をされるのです。良心は神様の反映ですから、神様と一つになれば、そういうことがあり得るのです。
例えばここに光があるときに、その光に対して鏡が遠ければ光はそれほど強くありませんが、光と鏡がぴったり一つになれば、もうどちらが本体の光でどちらが鏡か分からないくらいに輝きます。それが良心と神様との関係になるわけです。良心の声はそのまま神様の声です。いつも良心の声の響きを尋ねていけば、絶対、人生の行く道を誤ることがありません。その時には教師も必要ありません。自分の中に神様が住んでいるからです。
私自身の中に神様が住み、私の良心の声がそのまま神様の声になるのですから、その声に従って生きれば私の人生は誤ることがありません。私の思いは神様の思いに通じますから、もはや私に邪心はありません。また、神様と一つになれば、そこに悪は関係ありません。もはやサタンの入る余地はないのですから、霊肉の分裂はありません。思うことをなせば、全てが善になる人間になっていくのです。
そのような世界が実現することは、どんなに素晴らしいことでしょうか。子供は親を、親は子供を愛し、兄は妹を、妹は兄を愛し、妻は夫を、夫は妻を愛して、互いに震えるような喜びを持って抱き合う愛の世界を具体的につくることが、心情文化の一番中心的なテーマになってくるのです。
ところが、その愛の世界がなければ心情文化も何もあったものではありません。そこで具体的に、文化面について少し話してみたいと思います。
(後編に続く)