2026.09.18 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 24
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第2部
摂理史の勝利者になるために
三、直接主管圏
(5)第三祝福の完成
入籍問題はいわば長子権の問題であり、父母権の問題でもあります。これはまた、第一祝福の問題と、第二祝福の問題になってきます。そうすると、さらには第三祝福があります。真の意味における万物主管の祝福が与えられるということです。すなわち、今までの世界はどれだけ万物を主管していたとしても、神様が祝福できる主管権ではありませんでした。それが、今日までの非原理世界の万物に対する主管権です。
サタンが自然屈伏して完全に消えてしまえば、今までの万物の主管権は、天に返さなければなりません。自由意思をベースにしながら、喜んで感謝して全て返していくのです。強制ではありません。そして、それは再び天から分け与えられるのです。そこに永遠なる本然の万物の主管権が与えられるようになっています。
すなわち、真の第三祝福です。今までは、神が認め、神が祝福することのできる真の意味における、第三祝福はこの世界にありませんでした。それがそのまま王権という表現になります。王権とは、神と一体化し、神のような愛の王者になることです。それ以上の愛はないという愛の体恤(たいじゅつ)者になることで、神様と共に治めることを王権というのです。
天宙的な三権復帰を成すことによって、真の父母様と同じ勝利圏に立つのです。真の父母様の最終的な勝利と同じなのです。最終的に、真の父母様の勝利圏と同じ勝利圏に私たちが到達すれば、真のアダム家庭がアベル家庭となり、私たちはカイン家庭として、カイン・アベルの一体化を通じてつながるのです。
完全に勝利したアダム家庭と、私たちのカイン家庭がつながることによって、共に天国に住むことができます。すなわち、真の父母様のご家庭と一緒に、私たちの家庭も天国に住むことができるようになってくるのです。そこに皇族圏という問題が生まれてきます。
私たちがこの肉身を持ちながら、創造理想を復帰完成して、そこに最高の喜びの世界、真の愛の世界を具体的に実現し、王者の愛を体験するならば、霊界に行っても、そこにおいて軌道修正は必要ありません。そのままストレートに霊界の天国において、素晴らしい愛の世界に入っていきます。その愛は永遠、無限に発展していくのです。
このようにして直接主管圏内において、真の父母様だけではなくして、私たち自身の創造理想を人類歴史上初めて復帰完成することができるというのが、私たちに与えられたチャンスなのです。そのたった一つの絶対的条件が、実は氏族メシヤなのです。しかし今このままの状態であれば、軌道修正が大変です。霊界でぶつかる問題がたくさんあるのです。
こう考えてみれば、氏族メシヤがどれほど必要であるか分かってきます。考えることもできないほど必要なのです。ほかの何よりも大切な問題です。私たち堕落圏に生まれた者は氏族メシヤなしには、人間として生まれた最高の理想を実現できる道がないし、また多くの人たちを天国に連れていってあげることもできないのです。それが、氏族メシヤの持っている本質的な意味なのです。