2026.07.17 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 16
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第2部
摂理史の勝利者になるために
一、摂理前総決算について
(3)真の父母様の勝利圏
40年間ということを考えたときに、1945年から1985年までと見ることもできます。また1952年から1992年という見方もできます。その40年間で、真の父母様は全てを蕩減されたのです。真の父母様は、創造理想を完成されたのですから、もはやサタンとは何の関係もありません。そのような勝利者として立たれたのです。
勝利して立たれた真のお父様は、実はアダムやイエス様が失敗しないで勝利した、という立場に立つのです。なぜならば、真のお父様がイエス様の失敗を蕩減し、さらにアダムの失敗も蕩減してしまったからです。
したがって、アダムとイエス様を失敗しなかった立場に立たせてあげたのです。縦的な蕩減条件を横的に清算されたのです。その意味において、勝利された真のお父様の中には、失敗せずして勝利したアダムと、イエス様、さらに、失敗せずして勝利した再臨主も一緒に住んでいるのです。
ですから、真のお父様はお一人なのですが、実は縦的な蕩減復帰歴史の中で三人のアダムが一緒に住んでおられるのです。実際に勝利されたのは真のお父様お一人ですが、その勝利圏をアダムにも、イエス様にも与えたことになります。ですから、アダムは長男、イエス様は次男、再臨主は三男と見てもいいのです。親である神様は、一番末の息子が勝利して、その勝利圏を二人の兄に分けてあげるのを見て、ほほ笑んでいらっしゃるのです。
ここで重要な問題が出てきます。こうしてみると、アダム、イエス様、再臨主は、三者とも勝利したことになります。三者とも失敗せずして勝利したとするならば、この三者は同時に三人の先祖になります。先祖が勝利すれば、その勝利圏を子孫に分けてあげることができます。子孫に相続させてあげれば、子孫もまた勝利した立場に立ちます。
子孫が、真の父母様の勝利圏を完全に相続すれば、サタンは子孫に対して讒訴(ざんそ)できなくなります。すなわち、全人類が失敗せずして勝利した立場に立つ道が、ここに開けてくるのです。言い換えれば、誰一人として堕落せず、誰一人として罪を犯さず、だれ一人として原罪を持たない、人類に生まれ変わる道が開けてきたというのです。
子孫が先祖との間に何十代、何百代、何千代の開きがあったとしても、それは結局親子の連結体です。親子の関係が、鎖のようにつながっているのです。親子の関係があれば、親の財産は子供が相続できます。それは僕(しもべ)でもなければ友人でもない、子供だけが相続する資格があるのです。ですから、その子供はまたその子供へと、つないでいけばいいのです。
この三人の先祖の勝利圏は、最終的に、たとえ何百代、何千代その世代の開きはあったとしても、その子孫たちに全部この勝利をつないであげることができます。すなわち、相続させてあげることができるというのです。
そうすれば、この地上の子孫たちも、霊界の子孫たちも、全部その勝利圏を相続することができるのです。地上人も霊人も、罪を犯さずして完成したという立場に立つ道が開けてきます。地上人も霊人も、全部サタンの讒訴圏を抜けて、罪なき新しい人類として再出発をすることができるのです。
そうすれば、これまで何万年、何十万年、何百万年と、綿々として続いてきたこの罪悪歴史が、一挙に清算されるのです。罪なき人類として、地上でも霊界でも再出発できるのです。そのような摂理を、摂理的総決算というのです。言い換えれば、これは人類歴史の罪悪を一挙に清算する摂理のことです。真の父母様の勝利圏が決定したため、その恵みが全人類に分け与えられることになってくるのです。