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新米ママのありのまま 89
しっかり者で頼りがいのある次女。長男を操るお姉ちゃんスキルにビックリ!

(APTF『真の家庭』331号[2026年5月]より)

 APTFの機関誌『真の家庭』で好評連載中の「新米ママのありのまま」を毎月第3水曜日配信(予定)でお届けします。

フリーライター みはる

 甘えん坊でやんちゃな小学4年生の長女と、年中の長男に挟まれて、一番しっかりしている6歳の次女。年下の子と遊んだり、世話を焼いたりするのが大好きです。

 年下のいとこが来た時は、「ねえねと遊ぼうね」「ねえねが手を繋いであげるからね」と優しく声をかけ、遊んであげたり、いとこがやりたいことを優先させてあげたりしていました。いとこも「ねえね、大好き」と抱きついてくるので、次女も嬉しそうでした。

 弟に対しては、お姉ちゃんを通り越して、小さなママのように接することがあります。長男は、ご飯の時にテーブルの上に座ったり、おもちゃを片付けなかったりするので、ママによく叱られます。次女もママと同じ口調で、「テーブル乗っちゃだめでしょ」、「もう、おもちゃ片づけないの? しょうがないなあ」と言うのです。でも、長男は「やーだよー」とふざけっぱなし。次女は、長男に言うことを聞いてもらうために、自分で考えた「わがやのルール」を書いてくれました。

 「①ごはんのとき、テーブルにのらない。②つかったものは、かたづける。③パパとママのいうことをきく。④もんくをいわない」

 ③と④は、パパとママは普段言わないけれど、ママが大変だから弟に言うことを聞いてもらいたいと考えて書いたそうで、次女の心遣いに胸を打たれました。

 また、次女は弟のことをうまく手のひらで転がすすべも心得ていて、驚かされることがあります。アクセサリーをつけたり、髪飾りをつけたりするのが好きな次女は、よく鏡を見ながら自分でヘアピンをつけて遊びます。少し目を離した時、「ママ、見て見て。いいでしょ」という次女の声が聞こえてきました。何かと思って見たら、弟の頭にもヘアピンがたくさんついていたのです。長男は、女の子らしいもので遊ぶことが好きではないので、珍しいなと思っていたら、次女が「これつけたら、かっこいいよっていったの」と耳打ちをしてきました。単純な長男は「かっこいいでしょ」と言いながら、大満足の笑顔。長男を操る言葉選びがうまい次女に感心させられました。

 ほかにも、長男が歯磨きをしない時は、「私が、仕上げ磨きしてあげるから」と次女が言うと、長男はすんなり歯磨きをして、次女が仕上げをしてくれるのです。年子なのに、何歳も年が離れているようにしっかりした次女には感謝しています。我慢して良いお姉ちゃんにならなきゃと思っている様子でもなく、1日1回はケンカをして泣かせたり、泣いたり、頑として譲らないところもあります。頼りになるお姉ちゃんですが、まだまだ6歳。たくさん甘えさせてあげたいと思います。

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