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新米ママのありのまま 88
立ちはだかる4歳児、小4の壁! ピンチの時こそ、スキンシップ

(APTF『真の家庭』330号[2026年4月]より)

 APTFの機関誌『真の家庭』で好評連載中の「新米ママのありのまま」を毎月第3水曜日配信(予定)でお届けします。

フリーライター みはる

 4月を迎え、新年度がスタート。長男は年中、次女は年長、長女は4年生に進級しました。ところが、ただ今絶賛、4歳児と小4の壁に激突中……。“わがまま王子”と、“甘えん坊姫”に日々、翻弄されています。

 王子に一番困らされているのが、食いわずらい。お腹の容量は少ないのに、食べたい欲求が強いのです。リンゴを一人で全部食べたいと言うのですが、半分も食べきれずに残してしまいます。初めから3分の1だけお皿に入れると、「足りない!」とふてくされます。食べきれないでしょと言うと、「食べきれる!」と反発。どこからその自信が湧いてくるのやら。

 一番困るのが、無い時に限って、食べたいと言い出すことです。長男は生ハムが好きなのですが、無いよと言っても全く聞き入れてくれません。「生ハム、食べたいー!」と泣きわめき、ペチペチ叩いてきたり、おもちゃを投げまくったり、大暴れ。あまりの暴れっぷりに、そんなに食べたいの?と思わず笑ってしまいました。

 脳が急成長するこの時期。心が追いつかず、興奮状態を上手く処理できないため、感情を外に発散させるようです。わがままに見えるのは、成長の証。ぐっとこらえて、見守る忍耐力が必要になります。

 思春期の入口にさしかかっている長女には、さらに忍耐力が必要です。着替えやお風呂など一人でできるはずなのに、やろうともせず、「パパがやってくれないとヤダ」と言い張ります。弟、妹にパパを取られたくないという思いが強く、夜は特に甘えん坊になるのです。パパからすれば、かわいくてしょうがないのでやってあげるのですが、長女が動かなかったり、途中で他のことに気を取られたりすることもあります。あまりに何もしないので、「もうやらないからね」とパパが少しきつめに言うと、ショックを受けてポロポロ涙を流し始めます。

 感情の起伏が激しい長女。宿題をしない時に、「やらないの?」と聞いただけで、「今、やろうとしてたんじゃん!」と怒り出します。そんな時には、「いつやるかは自由だけど、今のうちにやらないと忘れるよ」と強制しないよう言葉を選びます。そうすると、ぷりぷりしながらも始めてくれるのです。

 言葉選びも大切ですが、ぎゅっと抱きしめてあげると、もっと気持ちが伝わります。つい怒ってしまいそうになる時も、ひと呼吸置いて抱きしめると、親も子も落ち着いて冷静に向き合うことができます。わがまま王子と甘えん坊姫には手を焼かされますが、甘えてくれるのは今だけ。スキンシップで愛情を伝えながら、親子で壁を乗り越えていきたいと思います。

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