スマホで立ち読み Vol.43
『子女と向き合うことは神様と向き合うこと』1

蝶野知徳/著

(光言社・刊『子女と向き合うことは神様と向き合うこと~子女を育む生活信仰36のポイント』〈2023417日初版第1刷発行〉より)

 子女と向き合うことは神様と向き合うことの一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週月曜日にお届けします。

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はじめに

 天一国(てんいちこく)時代を迎え、天の父母様(神様)と真の父母様から祝福を頂いた私たちには、これまで以上に、自らがみ言(ことば)の実体、真の愛の実体となり、天の願われる家庭を創っていくことが求められています。

 そこにおいて、大きなテーマの一つとなるのが、家庭における子女教育です。祝福子女として生まれた子供たちに神様の愛と信仰の価値を伝え、祝福へと導いていくことは、何の意識もせずにできることではありません。そこにおいて、先駆けて「原理」を知り、神様の「愛」を知って祝福を受けた私たち父母の「実体」が、まさに問われてくるのです。

 神様を中心とした子女教育は、父母自身の「生活信仰」そのものと結びついています。一般の子育ての技術と共通する部分もありますが、天の血統を持ち、神様を愛するために生まれてきた子女を育むに当たって、父母は自分の愛ではなく、神様の愛を中心として愛することが求められるのです。

 愛には、それを表現する技術が必要です。私たちは、往々にして技術のほうに意識が向きがちですが、その技術は本来、愛から出てくるものです。そして、その愛は神様を中心としたものでなければなりません。このような観点から、本書では「信仰」と「愛」、そして「子育ての技術や方法」がバラバラになってしまわないように、「生活信仰」からのアプローチに、より比重を置きました。

 「信仰生活」が、信仰的な内容(儀式や礼節)を実践する生活であるとするならば、「生活信仰」とは、それがさらに昇華して、生活自体が信仰となる生活、つまり普段の生活が神様に侍(はべ)る喜びとなり、愛にあふれる生活となることを意味します。それが、理想的な子女教育にもなっていくのです。

 このような観点から、本書では子女教育を考えるときに押さえておくべき36のポイントを挙げ、解説しました。その中には、子女に対する具体的なアプローチに関する内容もありますが、それとともに、父母自身の生活姿勢や、夫婦の関係性について述べているものもあります。子女に対する教育を考えるとともに、自らと神様との関係や、夫婦の関係についても見直すきっかけになれば幸いです。

 また、各ポイントの最後には「分かち合おう」という項目を設け、ディスカッションのテーマを提案しました。夫婦で、もしくは各教会の父母会で行う勉強会などで、ぜひご活用ください。

 本書の第一章から第四章は、月刊誌『ムーンワールド』に連載された「孝情(ヒョヂョン)を育む」(20194月号〜20223月号)の全36回分をまとめ、大幅に加筆・修正したものです。子女の対象年齢は小学生以下を想定していますが、特に1~18のポイントは、子女が成人後であっても、つまり年齢に関係なく、参考になると思います。

 また、最後の第五章では、「家庭教育の土台三カ条」として、子女に向き合う前に父母がまず考えるべき内容をまとめました。これらは本来、36のポイントの前に押さえておくべきことですが、本書では読みやすさと全体の構成を考慮し、最後に記しました。この第五章も、子女の年齢に関係なく、常に父母として立ち返るべき内容として、参考にしてください。

 本書が、父母の皆様が子育ての技術や方法に行き詰まりを感じたとき、神様の愛の原点に立ち返っていく一助となることを願っています。

2023年3
蝶野知徳(ちょうの・とものり)

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 次回は、「神様から教育」をお届けします。お楽しみに!



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