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文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写 35

自然万物に囲まれた人生

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第3弾、『文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『心の書写~文鮮明師自叙伝に学ぶ~』より)

【第十章】心の門を開き、自然の声に耳を傾ける

 私たちの人生は、たくさんの万物に囲まれ、その世話になっています。自然万物なしに人生はあり得ません。それでは、どんな自然万物の世話になっているでしょうか。

 まず、最も世話になっているのが、食材です。食事に出るものは、すべて私たちに命を捧げたものです。米、野菜、牛肉、豚肉、鶏卵、魚、果物など、数え上げればきりがありません。スーパーの食品売り場は、まさに人間のために命を捧げた食材の展示場です。見方によっては、愛と命の輝かしい展示物ともいえます。

 次に、住居があります。住居にはさまざまな万物が私たちに役立っています。まず、床があり、天井があり、それらを支えている壁や柱があります。床、天井、壁がなければ住居は成り立ちません。玄関、居間、食堂、風呂場などがあります。

 テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、パソコンなど、さまざまな電器製品があります。闇を明るくする蛍光灯もあります。電気は生活に必用不可欠なものです。

 私たちがいつも身に着けている衣服も万物です。女性にとって絶対に必用な化粧品もそうです。

 私たちの肉体や生活を支えている万物ばかりでなく、心を慰労してくれる動物や小鳥たちもいます。

 食材や住居、服装やペットなど、すべての万物が存在するために大自然があります。

 まず太陽です。太陽は大地に光と熱をもたらしています。生命の源ともいえます。そして空気があります。目には見えませんが、実在していて、生命の根源であり、なくなれば瞬時にすべての自然万物は死に絶えてしまいます。人間は食べなくても何日かは生きていけますが、空気がなくなったら直ちに窒息します。なくてはならないものに水もあります。太陽、空気、水、これらが最も重要な自然万物といえるでしょう。不思議なことに、これほど重要なものなのに、水を除けば、無料で恩恵を受けられるのです。太陽は日射料金を、空気も吸い込み料金などを請求しません。完全に人間のために生きているのです。

 そして、山川草木があります。山には無数の生物がすんでいます。蝶(ちょう)、トンボなどの昆虫もいます。川や海にも魚やイルカ、タコ、イカなどたくさんの生物がいます。深海には奇妙な形をした生物もいます。(続く)

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 次回は、第十章の「自然万物は神様の贈り物」をお届けします。


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