アングル~情報戦に勝て。185
「家庭連合」東京高裁決定の事実

 家庭連合の「解散命令」という司法の問題は、当然のことながら、教団の中で済まされるものではなくなった。

 社会の目、それも是々非々の立場で事実を冷徹に捉え、より公正中立な判断を下すことのできる視点と分析によって語られなければならなくなった。
 偏った思想や、好き嫌いで結論付けられてはならない、社会的重大事項だからである。

 その意味で、偏見に覆われた家庭連合に対しても綿密な取材による事実と証拠に基づくルポルタージュを積み重ねてきた福田ますみ氏の存在意義は大きい。

 今回紹介するのは、世界日報(202649日、10日、11DIGITAL版配信)掲載の「【寄稿】ノンフィクション作家・福田ますみ氏(上)(中)(下)」の見出し記事。

 記事から福田ますみ氏の印象的な言葉を拾っておこう。

 「家庭連合をつぶすためならなりふり構わない裁判所の姿勢に筆者も恐怖を感じた。初めから解散ありきだったのだ」

 「教団側はまた、原告の中には拉致監禁によって強制棄教させられ、その後、脱会屋に指示されて教団を訴えた元信徒たちが多くおり、彼らが虚偽の主張をしていることを証拠と共に訴えたが、これも裁判所は無視した」

 「かくして教団は『推測』と『可能性』、そして、『悪(あ)しき教義を信奉している』という理由で解散させられたのだ。国家による異端審問である」

 「現在、教団の職員は1933人。清算法人から解雇された後の彼らの再就職が厳しいことは容易に想像がつく。決定文ではしかし、そんな彼らに対し、雇用保険や生活保護を受けられると触れたのみである。これが罪のない信徒たちにかける言葉だろうか? 血も涙もないとしか言いようがない」

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【寄稿】ノンフィクション作家・福田ますみ氏(上)
「家庭連合」東京高裁決定、初めから解散ありき
202649 629分配信

【寄稿】ノンフィクション作家・福田ますみ氏(中)
「家庭連合」東京高裁決定、パトカー伴い乗り込んだ清算人
2026410 614分配信

【寄稿】ノンフィクション作家・福田ますみ氏(下)
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2026年411 624分配信

(則)