2026.04.11 22:00

ほぼ5分で読める統一運動 93
サタンが最も恐れる「真の父母」
稲森 一郎
統一運動の現在地は、2012年9月17日、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が、韓国・清心平和ワールドセンターで、「中断のない前進」を宣布された時から、そのまま「中断なき前進」は継続され、統一運動の活動はさまざまな摂理環境の変化はあるものの維持されています。大きく変わってきている変化は、一世時代から二世時代へのバトンタッチが急速度に進められていることです。
韓鶴子総裁はこのように述べています。
「真のお父様の聖和は、全生涯を共に歩んできた私や、私たち全員にとって、量り知れない苦痛と悲しみです。人類の永遠の愛の本体であられ、真の父母であられる神様の心情も、到底量り知ることはできません。しかし他の側面から見れば、太初の天地創造から神様が立てた天法に従って、この地上で人類歴史始まって以来、誰一人として成就できなかった摂理的課題を完成、完結、完了され、霊肉界を主管されるために、今や霊界へと生を移されて、新しい次元の摂理を開くようにされる、希望の時でもあります。人間が知るどのような言葉や文章をもってしても表現できない万感迫る中で、今日の摂理的転換期を迎えているのです」(天一国経典『平和経』、342ページ)
この中で語った「新しい次元の摂理を開く希望の時」という言葉は、まさに「摂理的転換期」を示すものです。
現在、韓国と日本で起きている家庭連合の受難が、「新しい次元の摂理を開く希望の時」でもあると解釈されるのであるならば、悲しんでばかりいられない摂理の展開が準備されているとも考えられます。
そしてその鍵は二世世代が握っている、こう見ることができるでしょう。
統一運動の担い手は二世世代に引き渡されるという「摂理的転換期」が今、進行しているのです。
一世のモーセを中心とするイスラエルのカナン復帰の摂理は、二世のヨシュアによって引き継がれ、ヨシュアを中心とする二世世代のイスラエルがカナンに入ることに成功します。
カナン7族の先住民に飲み込まれてしまうのではなく、かえって、二世世代のイスラエルがカナン7族を飲み込んでいく戦いをしなければならないということです。
父母兄弟、親族、友人知人など、多くの人々が環境圏を取り巻いていますが、それらの人々に真の愛を注ぎ、環境圏を「敵対圏」ではなく、「賛同圏」に変えていく闘いです。
氏族メシヤのための伝道活動が大きな意味を持つ時代、それがこれからの統一運動の核心となるでしょう。それと同時に、社会的貢献の活動を目に見える形で展開する必要があるでしょう。
「6千年間主権を握ってきたサタンが悪の先祖として最も恐れるのは、善の先祖となる『真の父母』が出現することだったので、どれほど激烈な反対と悪逆の限りを尽くしてきたことでしょうか。真のお父様は、1960年、私との聖婚を通して『真の父母』の位相が確立されるまで、量り知れない蕩減の摂理路程を通過してこられました。人類にとって真の父母は、たった一度しか迎えることができないのであり、その一度の真の父母が永遠に真の父母様であられます」(同、343ページ)と韓総裁は語ります。
「6千年間主権を握ってきたサタンが悪の先祖として最も恐れるのは、善の先祖となる『真の父母』が出現することだった」の意味を考えてみてください。
サタンが最も恐れているのは「真の父母」です。韓総裁が拘置所にあっても、サタンは真の母を恐れます。だからこそ、「ホーリーマザー・ハン」を呼び求めて私たちは自らの成すべき責任を果たさなければならないのです。