世界はどこに向かうのか
~情報分析者の視点~

51回衆院選、「高市」革命の号砲が鳴る

渡邊 芳雄(国際平和研究所所長)

 今回は、22日から8日までを振り返ります。

 この間、以下のような出来事がありました。

 米、重要鉱物の備蓄制度立ち上げを発表(22日)。米、アラビア海でイラン無人機を撃墜(3日)。米中首脳電話会談で台湾問題を協議(4日)。米露、核軍縮条約失効(5日)。米とイラン、協議継続で合意(6日)。米国が2020年に行われた中国の核実験実施の分析を公表(6日)。第51衆議院議員選挙の投開票、自民単独で議席の3分の2を獲得(8日)、などです。

 第51回衆議院選挙は「革命」でした。選挙戦の期間は16日間、解散から投開票までが戦後最短の選挙戦だったのです。

 日本政治史上初の女性の自民党総裁、総理の決断は、自身の政治家としての進退を問うものでもありました。

 初めての積極財政を宣言し、それが安全保障にも連結される戦略的政策であることを訴え、各地の応援演説で涙の訴えが続きました。

 日本をどのような国にしたいのかというビジョン、その実現の方向性を国民が理解できるよう、マイクが使えないときには、「手メガホン」で声を振り絞りました。

 勝敗ラインは与党過半数の233議席としましたが、結果は与党(自民と維新)で352120議席増)、野党は109議席(109議席減)、その他4議席(11議席減)となりました。

 選挙戦終盤に悪天候となり、投票率の影響を心配する声も上がりましが、小選挙区選は56.26%で前回より2.41%高い結果が出ました。

 政党別に見てみます。
 自民は単独で316議席(118増)で衆院の3分の2を超える大勝。自民は比例名簿の登載者不足で、14議席を他党に譲ってしまいます。

 立憲民主党と公明党で結成した「中道改革連合」(中道)は、49議席(118議席減)。その内容は旧公明が28議席、旧立憲は21議席です。
 11ブロックの比例順位の上位に旧公明の候補者を並べ、小選挙区からは立候補しませんでした。その代わり、旧立憲の候補者を全面的に支援するとの合意がなされたからです。

 旧公明は「焼け太り」状態、旧立憲は消滅寸前の状態に追い込まれた、これが今回の選挙の最大の特徴といえるでしょう。

 自民以外の保守政党も良い戦いをしました。
 維新は36議席(2議席増)、国民は28議席(1議席増)、参政は15議席(13議席増)となりました。しかし保守(日本保守党)は議席を失い、0となりました。

 左翼政党はさらに追い込まれています。共産4議席(4議席減)、れいわ1議席(7議席減)、社民は議席を持つことができませんでした。

 一方、昨年の参院選で誕生した「チームみらい」は11議席を獲得しています。今後の推移に注目していきたいと思います。

 このたびの選挙で、自民党は東京の29全選挙区で勝利しました。さらに沖縄全選挙区で自民党が勝利。まさに歴史的出来事です。
 共産党が小選挙区で議席を持っていたのは沖縄1区のみでした。その「宝の議席」(共産党)を自民が奪ったのです。沖縄県民の政治意識が「革命」的に変化しつつあるといえるでしょう。

 高石首相は経済政策の転換を強く訴えてきましたが、憲法改正やインテリジェンス政策の実行を強調してきました。
 国家、国民、領土、主権を守る高市「革命」の号砲が鳴ったのです。それは戦後政治の総決算であり、戦後レジームから脱却する「革命」なのです。



★おすすめ関連動画★

国際勝共連合 街頭演説
「建国記念の日によせて~希望の保守革命完遂を」

2026年 2月11日 新宿駅


ザ・インタビュー 第29回

【渡邊芳雄・国際勝共連合常任顧問に聞く(その1)「『勝共』~神を否定する共産主義に打ち勝つために】

U-ONE TVアプリで視聴する


ザ・インタビュー 第30回
【渡邊芳雄・国際勝共連合常任顧問に聞く(その2)「神と共に生きる共同体理想の実現を目指して」】

U-ONE TVアプリで視聴する


ザ・インタビュー 第31回
【渡邊芳雄・国際勝共連合常任顧問に聞く(その3)「神は私と共に生きて今ここにいらっしゃる」】

U-ONE TVアプリで視聴する

---

 U-ONE TVの動画を見るにはU-ONE TVアプリが必要です!
 無料ですので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

ダウンロードはコチラから

Android

iOS

ダウンロード方法について

▲画像をタッチすると視聴できます