2025.12.22 22:00

facts_3分で社会を読み解く 99
中国共産党と結託する世界的反カルトネットワーク(11)
世界的反カルトネットワークに対抗できるのはアメリカだけ
ナビゲーター:魚谷 俊輔
このシリーズは、世界的反カルトネットワークによる信教の自由に対する攻撃という観点から、日本や韓国で起こっていることの背景について解説している。
前回までは日・中・韓・欧の反カルト運動の協力関係について説明してきた。
中国では政府の言うことを聞かない新宗教を「邪教」と呼んで弾圧してきた。
韓国では既成キリスト教会から異端視された新宗教が迫害の対象になって来た。
日本ではこうした新宗教は「カルト」と呼ばれ、ヨーロッパでは「セクト」と呼ばれて迫害されてきた。
ヨーロッパではフランスで「反セクト法」が成立し、セクトを監視する政府機関が存在する。
日本では安倍元首相暗殺事件以降に宗教を規制する法律が制定され、フランスをモデルにすべきだという声も上がっている。
こうした世界的反カルトネットワークの活動に対して、有効な対抗策はないのだろうか。
私は現在、この流れに対抗することができるのはアメリカだけだと思っている。
アメリカは信教の自由を求めてヨーロッパから逃れてきた人々が建国した国であり、信教の自由は国是になっている。
世界中で信教の自由を守る「警察官」のような自覚を持った国がアメリカなのである。しかもトランプ大統領は非常に宗教的だ。
今年8月25日に韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領がホワイトハウスでトランプ米大統領と会談した際、トランプ大統領は事前にSNSで「韓国ではまるで粛清か革命が起きているかのようだ」と発言し、「韓国の新政権が教会を対象とした悪質な強制捜査をしたと聞いた。本当なら容認できない」と警告した。
李大統領はうまく言い逃れたようだが、トランプ大統領の認識は変わっていない。
ニュート・ギングリッチ元米国下院議長は、9月17日のXへの投稿で以下のように述べている。
「韓国政府はマザー・ムーンを殺害しようとしているのでしょうか。韓国の新たな左派政権は多くの宗教を攻撃していますが、マザー・ムーンを滅ぼすことに狂気じみて取り組んでいるように見えます。彼女は83歳で、150カ国以上に支持者を持つ世界的な指導者です。彼女は平和と宗教の自由のために活動しています」
「彼女は深刻な心臓病で入院しており、左派政権の迫害者は、殺害のリスクを冒してでも彼女を尋問しようとしています。これは非人道的であり、直ちに中止されるべきです」

マイク・ポンペオ元米国務長官も9月24日のXへの投稿で、「私は、健康上の問題を抱え、82歳にして韓国当局による宗教的迫害を受けている韓鶴子(ハン・ハクチャ)博士の逮捕と拘留について深く懸念しています。」と述べている。

中国に対抗し、韓国政府の暴走を止められるのはアメリカしかないだろう。