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ダーウィニズムを超えて 140

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「ダーウィニズムを超えて」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 生物学にとどまらず、社会問題、政治問題などさまざまな分野に大きな影響を与えてきた進化論。現代の自然科学も、神の創造や目的論を排除することによって混迷を深めています。
 そんな科学時代に新しい神観を提示し、科学の統一を目指します。

統一思想研究院 小山田秀生・監修/大谷明史・著

(光言社・刊『ダーウィニズムを超えて科学の統一をめざして』〈2018520日初版発行〉より)

第九章 科学時代の新しい神観

(二)統一思想による新しい神観

6)創造の神
—美わしき地球の創造—

 創造性とは、授受作用を通じて新しいものをつくる能力のことであるが、神において、創造性は二段階になっている。第一は、神の性相において、内的性相と内的形状を授受作用せしめてロゴスを形成する能力をいい、第二は、性相内に形成されたロゴスに従って形状のエネルギー(前エネルギー)を用いて被造物を造る能力をいう。授受作用は創造目的を中心としてなされるが、創造目的は心情によって立てられる。したがって神の創造性は心情を中心とした創造性であり、愛の創造性である。それは神が人間を愛して喜ぶために、宇宙と万物を創造されたことを意味する。

 そこで地球という星について考えてみよう。太陽系の第三惑星である地球が、人間と万物が住むことのできる環境として、見事に造られた奇跡的な星であることを示すことにより、神の愛の創造性が理解されるからである。

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 次回は、「水の惑星」をお届けします。


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