世界はどこに向かうのか
~情報分析者の視点~

◆新年のごあいさつ◆
あるべき方向に向かう世界

渡邊 芳雄(国際平和研究所所長)

 あけましておめでとうございます。
 新しい年をどのようにお迎えでしょうか。

 世界は今、あるべき方向に向かっている、と私は信じています。
 「あるべき方向」とは、神を愛し、人を愛し、国を愛することを基本にして、もう一度、平和と繁栄の秩序を実現する取り組みをやり直すことです。

 世界では、特に欧米では、空疎なスローガンだけが繰り返される「偽物の平和と理想主義」と、歴史の試練を幾たびも乗り越えて現存する伝統・文化的価値観を尊重する態度に帰ろうとする考え方の、せめぎ合いが起こっています。

 宗教は、人間の真理探究の本性に神が応えて発生させ、存続してきた歴史の宝物です。
 それぞれの国がその国らしさを大切にし、当然、他の国らしさも尊重し、さらに進んで普遍的価値を求めて真摯(しんし)に努力すること・・・。それこそが真の人類共同体理想であると確信します。

 このような視点から、今年も世界の動きを見つめ、大切だと感じた内容を解説してまいります。

 本年もよろしくお願いします。

2019年元旦