シリーズ・「宗教」を読み解く46
IAPD結成式

ナビゲーター:石丸 志信

 11月10日からニューヨークで開催されたIAPD(平和と開発のための宗教者協議会)グローバル会議では、3日間の討議の終わりに、IAPD北米の結成式が行われた。

 12日の初めのセッションに登壇した8人の宗教指導者は、各宗教伝統の核心的な内容と、IAPD創設によってこの世界にどのような変革がもたらされるかというテーマで発表し、討議した。その後に結成式が行われた。

 司会のタイラー・ヘンドリックス博士は、IAPDの先駆となる1985年の第1回世界宗教議会の出来事を紹介し、水の儀式へと移った。

▲IAPDグローバル会議で行われた水の儀式

 彼らは「全ての国籍、民族、人種、文化、世界観を持つ人々が『神の下の一家族』として相互の尊重と調和と協力のもと共生する世界」を共通のビジョンとしている。

 ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、ヒンズー教、仏教、神道の代表が取り分けられた水を一つの器に注ぎ込んだ。彼らは、世界平和の実現のため宗教者が本質的かつ重要な使命と責任を担っていることを自覚し、相互の理解と協力を誓って「決議書」に署名した。