2025.09.01 17:00
スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』15
天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編
スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日(予定)にお届けします。
シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。
第1巻の立ち読みはコチラから!
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6 母の国の責任を果たす「神日本」となりましょう
2018年7月22日(天一国6年天暦6月10日)
日本・岡山
*復興祈念2018孝情(ヒョヂョン)文化ピースフェスティバル・イン・岡山に送られたみ言(ことば/文善進〈ムン・ソンヂン〉世界本部長の代読)
孝情の心情文化革命の旗のもと、堂々とした二世、三世となろう
私は韓国動乱から60年となる年に、生存している16カ国の参戦勇士にリトル・エンジェルス芸術団を送り、慰問公演をしました。彼らは今もなお鮮やかに韓国を覚えており、韓国を愛していました。このように、真実は通じるのです。恩恵を受けたなら、返さなければなりません。
私は日本に言いたいことがあります。私たちが一つになるためには、「これからは未来のためにしっかりしよう」と言って、手を取り合って進まなければなりません。天の摂理を考え、真の父母は日本を、世界のために生きるエバ国家、母の国として祝福しました。母は自分を顧みず、子女のためならすべてを惜しみなく出します。
ですから私は、韓国と日本と、世界を代表するアメリカの3カ国を中心として、アジア・太平洋文明圏時代を開きました。そうして、孝情の心情文化革命の旗を掲げました。二世、三世が堂々と世界に進み、勝利を収めています。私は、孝情の心情文化を育てるために、全世界の若者を教育しています。
世界は、個人主義と利己主義により、家庭に対する貴さを知りません。一言で言うと、未来がないということです。しかし、私たち家庭連合は、家庭を貴く考えます。未来の希望となる私たちの二世、三世は、父母のみ旨に従い、天の父母様(神様)の夢をかなえる天一国の勇士として、世界のために生きるといって立ち上がっています。
今、地球は疲弊しています。多くの人は、「地球の未来はどのようになるだろうか?」と心配しています。世界では、想像できないほど異常で、見るに堪えない出来事が起きています。それらは、人間の無知によってつくられた災害です。私たちは、それを静かに見ながら、現在にだけ満足して生きることはできません。ですから、私はそれを治癒するために、ノーベル賞を受賞した科学者たちを動員しています。現在突き当たっている過ちを収拾し、希望的な未来を建設するために、本来、神様が創造された、健やかで美しい地球を守る方法を見つけなさいと言って、研究させています。
真の父母は、昔、世界が一つになる方法として、世界平和高速道路を提唱しました。今、それを実践する方向に進んでいます。特に、島国は大陸を慕っています。ですから私は、韓日海底トンネルを日本と韓国が一つとなって造り、南北が一つとなった立場で、ユーラシアを渡って全世界へ向かうことのできる平和高速道路を造りたいと思っています。アフリカ大陸では、喜望峰から出発すると発表しました。チリのサンティアゴから南北アメリカを貫通し、アジア大陸まで連結して韓国に通じる、世界高速道路を主唱しています。
そのような観点から見るとき、日本は韓国と一つにならなければなりません。この国が天の父母様に侍(はべ)り、世界を抱く母の責任を果たす「神日本」になるとき、世界のあらゆる国は子女の立場から、父母として敬うでしょう。そのような日が来ます。
現在の指導者たちは、過去のわだかまりを解かなければなりません。そうして、未来のさらに大きな目標に向かって、皆が共に進んでいきましょう。家庭連合とすべての機関が世界平和のために前進し、跳躍するこの日となることを祝願します。
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「スマホで立ち読み」での連載は、今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございました。続きは、ぜひ書籍でご覧ください。