スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』9

天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編

(光言社・刊『韓鶴子総裁御言選集 5』〈2025年1月27日初版第1刷発行〉より)

 スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日(予定)にお届けします。

 シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。

 第1巻の立ち読みはコチラから!

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4 天の摂理の主役となるべき韓国、日本、アメリカ

2018年7月2日(天一国6年天暦519日)
日本・東京

*天地人真の父母様招請アメリカCARP特別午餐(ごさん)会で語られたみ言

世界を生かすためにアメリカに投入された真の父母様

 きのう(2018「神日本家庭連合」希望前進決意二万名大会)のみ言(ことば)の中でも、韓国、日本、アメリカが世界摂理の主役になるべきであると話しました。(皆さんは)天の摂理の主役にならなければなりません。

 (かつてイエス様が)「また来る」と言われ、堕落世界に来られた再臨のメシヤ(真の父母様)です。その環境圏を安全なものにするために、(天は)苦労してアメリカという国を誕生させられました。

 「また来る」というのは“最後の時”です。この“最後の時”に、人間がもう一度失敗することになれば、救いがあるでしょうか、ないでしょうか?

 この地球星がなくなれば、人類も(存在でき)ないということではないですか。きのうも話しましたが、キリスト教の2千年の歴史は、イエス様の本質が分からず、天の摂理も分からないまま、人間が中心となって続いてきました。

 ですから、多くの失敗をしました。キリスト教の環境圏内で多くの過ちを犯したのです。カトリックも過ちをたくさん犯しました。プロテスタントも同じです。

 どうして「神様を信じる」という人々の中から、「神は死んだ。神はいない」というような共産主義が出てきたのでしょうか? さらに「解放神学」もカトリックから出てきました。(キリスト教は)限界に達したのです。

 神様がアメリカをお選びになった理由は、「また来る」とおっしゃった再臨のメシヤの環境圏をつくるためです。一人の指導者による王政ではなく、民主主義国家です。人を、民を先に考える、そのような民主主義国家としてアメリカを育ててこられました。

 ですから、再臨のメシヤを迎え得る環境圏にならなければならないのに、そのアメリカは家庭破綻、青少年問題、ヒッピーの問題に直面してきました。しかも(アメリカと自由世界が)共産主義の脅威を受けているのも知らずに、うろたえるばかりです。

 そのような時、天の摂理を理解している真の父母は、アメリカを救うことが世界を救うことだと分かっていたので、1971年(12月)に渡米しました。

 真の父母として1960年に登場し、10年余りしか摂理をしていない時ですから、韓国が重要でした。韓国に基盤を築くことも簡単ではありませんでした。それなのに(真の父母様は)アメリカに向かい、そこで40年余りを犠牲にしました。アメリカのためのものは、世界を生かすためのものなのです。ところがそのアメリカも、再臨のメシヤを歓迎できず、追い出そうとしました。

 世界摂理のために、(真の父母様は)アメリカに計り知れないほどの投入をしました。(例えば)世界の首都だというワシントンDCには、「ワシントン・ポスト」という新聞しかありませんでした。ところが、この「ワシントン・ポスト」はリベラルです。ですから真の父母は「ワシントン・タイムズ」を立てるために、たくさんの財政的投入をしました。

 こちらの勢力が大きくなると、天の摂理が分からない人たちが(批判してきました)。彼らも本来のアメリカ人ではない、移住してきた移民でした。

 ところが(アメリカのために)莫大(ばくだい)な投入をしたのに、数千ドルの税金を納めなかったとして、(無実の真のお父様を)監獄に送りました。話になりません。

 アメリカが過ちを犯しましたか、犯しませんでしたか? 蕩減(とうげん)を払わなければなりません。誤ったならば悔い改めて、代価を払わなければなりません。

 しかし、私たち夫婦は真の父母なので、アメリカを長子(の国)として立てました。長子です。

(続く)

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 次回は、「アメリカを探し立てるために苦労した食口たち」をお届けします。



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